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菊地総合事務所 コーチのOSAMU KIKUCHIです。 コーチングや研修を通して「良く生きる人生」をサポートしています。 生きることに安心と満足を感じる人を増やすことで社会の幸せづくりに貢献したいと願っています。

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やることが目的ではない

令和3年4月1日 今日から新年度。 多くの会社では新入社員を迎えることでしょう。 新しい年度が始まる今、 もう一度確認してほしいことがあります。 それは 「やることが目的ではない」 ということ 本来の目的があるのに、 その目的に向かうために「やること」が 目的になっていませんか? 手段がいつの間にか目的になっていないか? ということです。 意外にも身の回りにこういうことはたくさんあるもので、 そこに気づかないと、 本来の目的から大きく外れてしまいます。 例えば

    • 褒めない上司

      今週は月末からの4月へと入ります。 多くの新入社員が社会人としてスタートしますね。 そこで今回は 新入社員に限らず、 上司が部下を褒める・褒めないについて考えてみましょう。 1.褒めない上司 2.褒め方のポイント 1.褒めない上司SNSを覗いていると、 「うちの上司はまったく褒めずに叱ってばかり。 私たちの粗を探しのが仕事だと思っているみたい」 のような書き込みを目にします。 そういった内容の書き込みには 賛成(同意)もあれば反対意見もまた書き込まれます。 反対意見

      • コミュニケーション不全

        組織でもコミュニケーションが重要なのは明白で、 目標達成に向けた業務遂行には欠かせないものですよね。 だから多くの会社が口をそろえて 「コミュニケーションを促進しよう!」と。 ところが コミュニケーション有効な方法を実践できているところは少なく、 目に見えないコストとして経営を圧迫しているのです。 コミュニケーション不全の組織だと ▲指示・説明に時間がかかる(時間はコストです) ▲業務自体に間違いやミスが生じてやり直し(同上) ▲心理的ストレスが生じて生産性が下がる と

        • ルールを守らせたいなら

          先日のセッションはとある会社の人事の方と。 組織課題の抽出の中で出てきたのが 「ルールを守らない社員がいる」 というもの。 例えば 終業後の日報提出を忘れる 義務づけている「改善提案」を提出しない といったもので、 こうした社内ルールを守れない社員がいるというのです。 折に触れて注意するとその時は「わかりました」というものの 時間がたつとまた守れなくなるらしいのです。 私は 「守れないのはどうしてなんでしょうね?」と。 相手の方は ・守る気がそもそもない(のかも)

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        • よく生きる
          1本

        記事

          あの人、苦手

          苦手な人って誰にでもいるものですよね。 そのこと自体は悪くないと言うか仕方がないと言うか、 たくさんの交流があれば、 中には自分と合わない人はいるものですから。 ここで考えてみましょう 苦手な人・合わない人の<何が(どこが)>原因なのでしょうか? コミュニケーションを通して 「あ、この人の考え方は自分には合わないな」 と感じているように思うでしょうが、 考え方(思想)ではなくて、 実は 言い方・表現方法が合わないと感じているのです。 私たちは相手の発言や態度から<印

          あの人、苦手

          生き方は自由

          生き方は人それぞれであって そこに優劣などない・・・ と言われてきたものの 学生までは学力の高低で判断されてきたし、 社会に出ると勤め先の規模の大小や有名・無名で評価されてきました。 依然としてこの傾向はありますが、 ここ数年で(特にコロナ禍でもあり)急激に変わってきたのではないでしょうか。 日本の産業構造は大きく変わり、 それまで安定業種と言われていた重厚長大産業や製造業・家電などは 今や斜陽産業として位置づけられています。 また、 大企業神話もベンチャーやスタート

          生き方は自由

          従業員の意識を知る

          会社であろうが役所であろうが、 そこで働く従業員の状態を知ることは大切なこと。 従業員一人ひとりの働くことへの意識や気持ちを知ることは 経営者にとってだけではなく、 従業員自身が「今、会社を、仕事をどう考えているか」知る機会にもなる。 会社や仕事、上司や同僚・部下に対する「従業員の意識」 それがエンゲージメント。 すべての業務遂行の状態を数値化できればいいけど、 意識の面は他者が勝手な基準で捉えるのが通常です。 できるだけ従業員の意識や考えを知るために 面談や1on1

          従業員の意識を知る

          己を知る

          敵を知り己を知れば百選危うからず 闘いでは 自分の力だけではなく 相手の力(情報)も知ることで 負けを心配することはない という、古くから言われていること。 ま、そうでしょうね。 敵の状態を知らなければ どう準備・対応してよいかもわかりませんからね。 ところで、 これは「己を知っている」ことが前提で その上で、さらに敵のことも知れば良いということと解釈できますけど、 あなたは自分を知っていますか? 自分が何者かを語ることはできますか? 自分を語るとき 生年月日 出身

          己を知る

          離職するのは

          新卒者の入社3年以内の離職率は平均35%というデータがあります。 平均ですから、 業界や職種によってのバラつきはあって 離職率率が高い業界だと ▲飲食・宿泊  ▲娯楽サービス  ▲塾 ▲医療・介護 ▲小売り あたりは40%~50%。 これらの業界に共通する労働形態は そのまま離職理由の高さに繋がっていて、 (1)サービスの対象が「一般個人」であること (2)労働時間が長く休日が少ない割に給与が低いこと (3)売上ノルマが課されること(医療・介護を除く) ということが挙げら

          離職するのは

          課題探しばかりじゃなくてさ

          先日のコーチングセッション。 お相手は企業の人事担当者で、 「会社のあるべき姿、社員のあるべき姿」を追求する姿勢が とても素晴らしい方です。 いつものように 前回確認した課題とその改善のための行動を振り返ることから。 この方の課題発見の能力はとても高く、 その原因の捉え方や改善策も対話からどんどん生まれてきます。 課題の「発見能力」と「改善能力」は 特に今の時代には重要ですからね。 で、今回のセッション。 「他に気になっていることはありますか?」と質問すると、 「

          課題探しばかりじゃなくてさ

          開き直ればいいじゃない

          先週末から無料体験セッションを実施しています。 Zoomではありますが、 初めてお会いする方々が増えてくるのは嬉しいことで 短時間で何かお土産を持って帰ってもらえるように 質問~傾聴・共感~フィードバックに集中しています。 やはり多いな・・・ というのが相談内容への感想です。 それは 自分の「課題」だと思って深く悩んでいることの多くは、 実は致命的なレベルのものではない ということです。 そう思い込んでしまっている人は多いんだなと、あらためて。 確かに「悩んでいる

          開き直ればいいじゃない

          決めつけないで

          「決めつけ」はしないようにしたいものです。 物事も人のことも。 真実だったり真意だったりは必ずあるものですが、 それは 「~に違いない」と簡単に言えるほど浅いところにはないと。 特に人のことについては、そうですね。 「あの人は~~な人だ」 「この人が~~なのは、~~だからだ」 という発言をよく目に耳にしますが、 何をもってそう決めつけられるのか、まったく不思議でなりません。 自分のことだって家族のことだってよくわかっていないのに、 ましてや他人のことなど、 たとえどん

          決めつけないで

          慣習を断ち切る

          慣習 人々が長い時間をかけて積み重ねてきたもので 人や社会の歴史であるとも言えます 私たちはには この「慣習」の恩恵を受ける場面はたくさんあります。 神仏や親を敬うことなどは 無条件に良い慣習として捉えることができる例でしょう。 一方で 「悪しき慣習」というのもまたあって。 その時代には敵っていたことも、 社会の変化や人々の価値観の多様化などによって そのままでは合わないこともあるわけです。 この「悪しき慣習」を何とも思わずに (または疑問に感じながらも) ただ「

          慣習を断ち切る

          経験と知識・スキルだけでは

          3月2日 今日は全国的に荒れる天気予報で 千葉市も朝からシトシト雨が降ったり日が差したり 生暖かくて妙な転機です。 生き物には恵みの雨になるかもしれませんね 今年は 今の仕事を始めてから20年目となるので 1月からオンラインで無料セミナーを連続開催しています。 (3月分予定も間もなく公表します) セミナーテーマは ◎「人を育てる人が育つ」 ◎「対人ストレスゼロになる」 というもので、 コーチングの手法の紹介や ストレスのない人づきあいの方法なんかを お伝えしています。

          経験と知識・スキルだけでは

          「お互い様」で機能するチーム

          目標に向けてうまく進むチームに共通するものがあります。 それは、 「お互い様」の心を持つメンバーが集まること です 一人ひとりの業務遂行能力が高くても 「協業」への意識が薄いと それぞれがうまく嚙み合わずに 空回りしてしまうことはよくあります。 お互い様とは・・・ 仲間の苦手な領域を自分の得意でカバーする 自分の苦手な領域を仲間の得意でカバーしてもらう そんなイメージです。 一人ひとりの個性や得意分野は同じじゃないことのほうが多いのですが、 自分にできるのに相手に

          「お互い様」で機能するチーム

          才能って・・・

          「過去の負けた試合一つひとつが私を成長させてくれました」 全豪オープンテニスで二度目の優勝を果たした大坂なおみさんの 試合後インタビューでの言葉です。 私たちは こうした快挙や偉業を果たした人には 「もともと才能があったのだろうと」と感じてしまいがちで。 例えば 誰もが「あの人には無理だろう」と思っていたのに 難関大学に合格したり 医師や弁護士の難関資格を取得できたりすると、 「あの人」の 家柄や親、 幼少の頃の「普通とは違った行動」までを 「そういう血筋、そういう才能

          才能って・・・