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経験と知識・スキルだけでは

3月2日

今日は全国的に荒れる天気予報で
千葉市も朝からシトシト雨が降ったり日が差したり
生暖かくて妙な転機です。

生き物には恵みの雨になるかもしれませんね

今年は
今の仕事を始めてから20年目となるので
1月からオンラインで無料セミナーを連続開催しています。
(3月分予定も間もなく公表します)

セミナーテーマは
◎「人を育てる人が育つ」
◎「対人ストレスゼロになる」

というもので、
コーチングの手法の紹介や
ストレスのない人づきあいの方法なんかを
お伝えしています。

この回ご参加いただいた方の中で目立ったのが
キャリアコンサルタント(志望者も)の方と
人材業界の方です。

セミナー中や別日の無料フォローセッションでは
そのお仕事を通して感じている「課題」の抽出を行うわけですが、
サポートする人の性格も考え方も千差万別で、
すべての方を受け止めることが必要ではあるものの、
そのたいへんさを感じているようです。

印象的だったのが
キャリコンとして7年ほど活躍している方の言葉でした。

「いくらキャリコンの知識と経験を積み重ねようが
最後は『自分の在り方』次第で相手のお役に立てるかどうかが決まる」と。

国家資格だからと言って
仕事が天から降ってくるわけでもないし、
引く手あまたなどというのは妄想。

この方は縁あって大学のキャリアセンターと繋がることができ
日々学生の就職活動の支援を続けているそうですが、
「私のように職に恵まれる例は極めて稀」と言います。

また人材業界で働く方は
クライアント(採用元)との関係で人数をそろえるのがミッションだけど、
入社後の定着までは責任範疇ではない(という業界)のため
どうもやりがいに繋がらないと。

「人数はそろえられるが、果たして就職(転職)者の人生に寄り添えているのか?」
という疑問が大きくなっているそうです。

こうしたお話からもわかるように、
経験を通した知識・スキルは大切なものではありますが、
それは、すべてではない。

対人支援者としての「在り方」を知ることが
経験と知識・スキルを活かすということに繋がるということですね。


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