見出し画像

「お互い様」で機能するチーム

目標に向けてうまく進むチームに共通するものがあります。

それは、
「お互い様」の心を持つメンバーが集まること
です

一人ひとりの業務遂行能力が高くても
「協業」への意識が薄いと
それぞれがうまく嚙み合わずに
空回りしてしまうことはよくあります。

お互い様とは・・・

仲間の苦手な領域を自分の得意でカバーする
自分の苦手な領域を仲間の得意でカバーしてもらう

そんなイメージです。

一人ひとりの個性や得意分野は同じじゃないことのほうが多いのですが、
自分にできるのに相手にできないと、
できない相手を自分のレベルまで高めよう(矯正しよう)としがちです。

もちろん、
仕事を進める上でのベースとなるスキル・知識は
ある程度の共通部分として得る必要がありますが、
そこから上は、
それぞれの得意領域をそれぞれが理解・尊重し、
苦手な領域はできる人がカバーする。

カバーしてもらった人は
自分の得意な領域で力を発揮して誰かのカバーをする。

これが
チームワークの基本です。

スポーツでも音楽や芸能でも研究開発でも
チームで進めるメリットはここにあるのです。

チームワーキングうまくいっていない場合は、
・あの人が足を引っ張っているから
・この人の能力が劣っているから
にしか目がいっていないことが多いです。

できていない人を
できている人のレベルに高めるのは
人材育成に必要なことではありますが、
まったく同じコピー人間なんて育てられっこありません。

育てるべきは、
◎仲間の得意領域を見極める力
◎それぞれの得意領域を組み合わせる調整力

そして
「お互い様」が機能するチームです

ここを見落とすからチーム力が上がらない。

お互い様が機能するチームでは
一人ひとりの貢献度の大小の比較などなく、
自分の得意なことを十分に果たせているかどうかの確認しかありません。

これが
伸びているチームが共通して持つ点です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?