天道 清貴

筋トレ好き音楽家。 The Only Oneが40万枚のヒット 全米ゴスペル大会201…

天道 清貴

筋トレ好き音楽家。 The Only Oneが40万枚のヒット 全米ゴスペル大会2010年度優勝リオ、平昌パラリンピックフジ系列テーマソング YouTubeでの生配信「歌のレストラン」毎日連続800回以上継続中

最近の記事

歌のレストランを1000回続けて得たもの

2/28で1000回を迎えるライブ配信「歌のレストラン」 今日は、2020年5月から続けてきて得たものについて、書いてみようと思う。 まず自分自身、聴く人がいて歌うということを1000日続けてやったことは生まれて初めてのことで、その中で自分の中に生じた変化を改めて考えてみた。 1.継続力と忍耐力 まず一番に思いつくのは、この3年弱の間、毎日続けてきたという継続力。 正直、こんなにやるとは夢にも思わなかったが、どんなに体調が悪くても、精神的に辛くても、肉体的疲労がピーク

    • 歌を封印した理由

      歌のレストランという歌のライブ配信を毎日続けて今日まで820日。 今、歌うことをやめている。 視聴者からのリクエストに毎日応え続けて2年半以上。 その中には本意ではない曲も数え切れないほどあった。 そんな時、自分で心が入っていないのがわかった。 観てくれる方が喜んでくれるからとはいえ、それを重ねてきた結果、今歌うことができなくなっている。 歌うことが苦しい。歌を浪費してしまったような気持ちだ。 拍手も、歓声もない中で2年半歌い続けてきた。それはある意味当然のことな

      • 「ひまわりを咲かせよう」が生まれるまで

        2015年12月25日。 「咲くよひまわり亭」というデイサービスに初めて歌いに行った日。 行きつけの飲み屋のママから「私の知り合いが運営しているデイサービスのクリスマスパーティーがあって、そこで歌ってくれる人を探していて、プロに頼むのも申し訳ないんだけど、もしよかったら清貴くん、歌いに行ってくれない?」と言われたことがきっかけだった。その時は深く考えておらず、私の歌が役に立つのならという軽い気持ちで引き受けた。 東京都杉並区にあるひまわり亭は、その名の通り、ひまわりのよ

        • うつになって学んだこと。

          うつの症状が出た。こんなに無気力で人に会うのが怖くなってしまったのは、十数年ぶりのことだった。 もし同じように辛い状況にいる方がいたら、何かの助けになるかもしれないと思ったので書いている。 普段私はおそらく、あまり悩みのなさそうな、元気でパワフルな人というイメージを持たれていると思う。 そういう人ほど、一度うつ状態になると、いつもの自分とのギャップを受け入れられず、なかなか人にも話せず、どんどん落ち込んでいってしまうのだと知った。 人間の心というのは、いつも天気のようにコロ

        歌のレストランを1000回続けて得たもの

          ラストコンサートを終えて。

          アンコール最後の曲「We Are Not Alone」の歌い出しで涙が溢れてきた。 We Are Not Alone このちっぽけな 僕らに出来ること あなたのために 精一杯歌うこと 一人きりじゃ 心細かった手と手も こうして集まったら 大きな輪になるよ 悲しみの数だけ 笑顔を見せるから この声が今遠くまで あなたの胸に届くまで 僕らこの場所で歌い続けるよ その涙が伝えてくれた その笑顔が教えてくれた どんなときも 一人じゃないことを Oh 一人じゃないよ  Oh

          ラストコンサートを終えて。

          一つの時代が終わるとき。

          はじまりがあれば、終わりがある。 2016年4月からSING FOR JOYの活動を続けてきて6年。 今回、6月18日の板橋区グリーンホールで行われる「天道清貴&SING FOR JOY Last Concert」を以て、その活動に終止符を打ちます。 この活動を始めたきっかけは、私がアメリカでゴスペルを数年間歌っていたことに起因します。 その時の声が合わさる震えるような感動は一生忘れることはないでしょう。 その中での培った知識、経験を生かし、「共に歌うことで心をつな

          一つの時代が終わるとき。

          子供たちは神様

          ご縁があり、「みらせん」という障がいのある中高生向けの就労支援施設に歌いに行った。3年ほど前にも訪れたことのある施設だったが、あれから世の中の状況が変わり、なかなか行くことが叶わなかった。 前に会った子供たちとは、ほとんどが入れ替わってしまったが、施設に車で着くなり、演奏用の機材を進んで下ろしてくれる子、中に入って挨拶をしたら、元気よく「こんにちは」と声をかけてくれる子供たちに心がぱあっと明るくなるのを感じた。改めて挨拶というものの人に与える影響の大きさに気付かされる。

          子供たちは神様

          毎日歌うことを続けてもうすぐ一年。

          歌のレストランが、6月3日で365回を迎える。 正直、ここまで毎日継続して歌い続けている歌い手は日本中、世界中を探してもほとんどいないのではないだろうか。 去年の5月、自粛生活の中でライブやイベントに行けない皆さんに楽しんでもらおうと、リクエストに片っ端からどんどん答えていく「行き当たりばったりライブ」という形で始めた。 それが今では同じ時間にみんなで集まり、日々の疲れを歌で癒しながら、コミュニケーションを楽しむ憩いの場になっている。 私の歌をつまみにお酒を飲んでもいい

          毎日歌うことを続けてもうすぐ一年。

          祝300回!「歌のレストラン」

          今夜で300回目を迎える「歌のレストラン」。 【2021.03.29(Vol.299)時点】 総演奏曲数/3,825曲 総配信時間/360時間45分 私一人では到底ここまでくることは出来なかったと思います。 何度も「もう無理かもしれない」と思いながらここまで来ることができたのは、「歌のレストラン」を応援してくださる皆様がいたからです。 実際に会いにいけなくても、毎日歌を通じてコミュニケーションができる。仲間と交わることができる。そのことに私自身、何度救われたことでしょ

          祝300回!「歌のレストラン」

          いつも歌のレストランをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

          毎日20時から YouTubeにてライブ配信をしている「歌のレストラン」も150回を超え、歌ってきた曲も途方もない数になって参りました。 これもひとえに観に来て下さる皆様のお陰であり、心から感謝申し上げます。 さて、これだけの回数を重ねておりますと、皆様からのリクエストもかなり似通ってきたということがあり、数日前から注文形態を若干変更しております。 今までは特定の曲のリクエストしていただく形でしたが、今後は歌ってほしいアーティスト名のリクエストをいただき、そこから私が過去に

          いつも歌のレストランをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

          気にかけてもらおう。心配してもらおう。

          有名人の自殺が相次いでいる。 心がえぐられるようだ。 その気持ちが痛いほどわかるから。 周りからのプレッシャー、期待、求められるイメージ、自分はこうでなくてはいけない。そこから外れたら人が離れていってしまんじゃないかという恐怖。 その上、見知らぬ人からの誹謗中傷を受け、さらに深くなる心の傷。 一人で抱え込んで、知らず知らずのうちにどんどん自分を追い込んでしまう。 「誰かに話してもわかってもらえないだろう」 「弱音を吐くことは恥ずかしいことだから」 「自分一人で

          気にかけてもらおう。心配してもらおう。

          配信ライブ100回を目前にして。

          毎日続けてきた配信ライブ「歌のレストラン」も間も無く、100回を迎える。 今日(2020年9月10日現在)までの99日間で、演奏した楽曲は2000曲以上。時間にすると120時間を超える。 引き出しやレパートリーは増え、技術の向上もできた。私の目指していた、みんながいつも安心して帰ってくれるコミュニティとしての役割も定着してきて、集まってくれる皆様との心の距離もとても近くなったと感じている。 そんな中で、皆様から頂いたお気持ちの額は150万円に達した。 これはある意味、

          配信ライブ100回を目前にして。

          20周年のツアーが中止になって。

          溢れんばかりの愛を感じた一日だった。 昨日、配信で「歌のレストラン フルコース」と銘打ってライブを行った。 私が毎日行っている配信ライブ「歌のレストラン(現時点で80回目)」は全てリクエストにその場で応えていくというものだが、今回のフルコースは私が全て予め決めておいた曲を歌っていくというものだ。 選曲もデビュー当時から最近のものまで、普段はなかなか演奏しない曲も多く取り入れたセットリストを作った。それは本当に私の音楽を好きで応援してくれる人への感謝の気持ちを表したかった

          20周年のツアーが中止になって。

          シンプルに歌を歌って生きていたい

          今、私は毎日歌を歌っている。 「歌のレストラン」という名前の配信ライブをYouTubeでずっと続けている。その回数は現在、2020年8月19日の時点で77回目。連続配信日数では70日になる。 このコロナ禍でわかったことは私は、「シンプルに歌を歌って生きていきたい」人間だということ。 他の様々な業種と同じく、サービス形態の変更を余儀なくされた。 どうやったらこの状況下で皆様に喜んでもらえるかということを考えたら、それぞれの好きな曲、聴きたいと思っている曲を私の歌と演奏の

          シンプルに歌を歌って生きていたい

          【歌のレストランをまだ観にきたことがない方へ】

          私はこの二ヶ月近く、毎日「歌のレストラン」について各SNSに投稿しているので、一度は目に止まったことがあると思います。鬱陶しいと思っている方もいるかもしれません。(ごめんなさい) その中で、実際に観にきて頂いた方はどのくらいいるでしょうか? 投稿を見ている方のおそらく1割くらいかなと予想しています。 それぞれ自分のことで手一杯で、時間も余裕もないという方も多いでしょう。 このご時世、仕方のないことだと思います。 ただ、そんな方にも一度だけでも観に来て、あなたの人生の思い

          【歌のレストランをまだ観にきたことがない方へ】

          日本で一番歌っているシンガー

          ついにオープンしてから50回を迎えた歌のレストラン、毎日連続では43日目。 やり続けてきて一つだけ、自信を持って言えることがある。それは今日本で、私が一番歌っているシンガーだということだ。 そう言い切れるには理由がある。毎日1時間の生配信で、皆様からのリクエストに答えて歌う。それ以外は歌とピアノの練習、作曲、そして毎日の配信動画のビデオ編集しかしていない。 寝る時間、食べる時間以外は全てを音楽に捧げている。ここまで徹底してやっているのは私以外にいないと思う。 なぜここ

          日本で一番歌っているシンガー