歌を封印した理由
歌のレストランという歌のライブ配信を毎日続けて今日まで820日。
今、歌うことをやめている。
視聴者からのリクエストに毎日応え続けて2年半以上。
その中には本意ではない曲も数え切れないほどあった。
そんな時、自分で心が入っていないのがわかった。
観てくれる方が喜んでくれるからとはいえ、それを重ねてきた結果、今歌うことができなくなっている。
歌うことが苦しい。歌を浪費してしまったような気持ちだ。
拍手も、歓声もない中で2年半歌い続けてきた。それはある意味当然のことなのかもしれない。
いまだに公演中止になったり、無観客になったりと、コロナに振り回されるこの不安定な世の中で、毎日続けることに意味を見出してきた。そしてきっとそれが誰かのためになっていると信じてやってきた。
でも、歌うことに真摯に向き合うほどに、望まない歌唱が辛くなってしまった。
配信は1000回で終わりにすると決めた。来年の2月28日。
あと残り180回。そこまでは頑張りたいと思っている。
今は配信で歌うことはやめる。
歌を聴きたい人はコンサートに来てください。
https://tendokiyotaka.com/live/