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配信ライブ100回を目前にして。

毎日続けてきた配信ライブ「歌のレストラン」も間も無く、100回を迎える。

今日(2020年9月10日現在)までの99日間で、演奏した楽曲は2000曲以上。時間にすると120時間を超える。

引き出しやレパートリーは増え、技術の向上もできた。私の目指していた、みんながいつも安心して帰ってくれるコミュニティとしての役割も定着してきて、集まってくれる皆様との心の距離もとても近くなったと感じている。

そんな中で、皆様から頂いたお気持ちの額は150万円に達した。

これはある意味、私の歌をリターンとしたクラウドファンディングのようなものなのかもしれない。

私はこれまでの人生で、歌うことで人の役に立ってきたと実感している。特に直接会いに行って歌うことを大切にしてきた。

そんな、歌いに行くことで生きる意味を感じていた私は、それができなくなっていた期間、何が一番世の中に貢献できるのだろうとずっと考えていた。

そしてどんなに偉そうなことを並べても、自分に力がなかったら誰も救えないということを痛感した。

直接の支援ということもできるだろう。ただ大きな金額を寄付するほどの資金源もない。そして支援や寄付をするのも、自分の生活が成り立っていなければ続かないこと。

一度の支援よりも、私にしかできないことは何か。それは人々の心に長く支えになっていく作品に力を注ぐことだと考えた。

より良い楽曲を創ること。それを届けていくこと。

これに尽きると思った。

そして作品を創るには制作費というものがかかる。届けていくことにも経費はかかってくる。

私の場合、作詞、作曲は自分でして、アレンジもかなりの部分まで創ることはできる、ただその先の肉付け、ミックス、マスタリングなどの作業にはプロの手を必要とする。時間をかければ自分でもできるかもしれないが、そこは餅は餅屋で、自分のベストを出すための時間をマネージメントしていくために任せることにしている。

この歌のレストランを通じて、皆様から支援していただいたものを大切に音楽にしていく。

それが、私が今できる最大のことだと信じている。

ずっと止まっていた世の中の時計も、ようやく動き始めている。

この心から溢れてくる言葉と旋律を、みんなの希望の光として還元していきたい。

【天道清貴YouTubeチャンネル】