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ケロ子です。

近所の公園に散歩に行った。

自宅からタクシーで10分ほどの場所で河沿いに遊歩道が整備された公園。

蒸し暑い日だったが、川べりは風がそよいでいて心地よい。

久しぶりの川辺に旦那さんも嬉しそうだ。

川べりは日差しが強いかと思い、木陰の東屋に入って持参したおにぎりを広げた。

食べ始めてしばらくすると、蚊が集まってきて、あちこち食われ始めてやむなく川辺に戻った。

おにぎりを食べながら川や草花眺めて川辺の歩道を車椅子を引いて歩いた。

もう少しで歩道が切れるというところで、

まさかのスロープがなく、来たところを戻らないといけなくなるという事態に。

しかもかなりの距離を来たのだが。。。。

うーん。。しんどい。

しょんぼりして戻ろうとすると、旦那さんが言った。

旦那さん

「登れるよ。この階段。

 登る。」

言われて見上げると20段はありそうな階段。

家の階段よりは段差がなだらかに見えるが、

手すりがところどころ装飾のおかげで切れていて上りにくそうだ。

無理だよ、戻ってスロープから行こう、って言っても旦那さんは、

戻るの大変だし登れるから。

うーーーん。。。じゃあ、1,2段だけ試してみる?

と、車椅子から立ち上がって早速試してみると。。。。、

久しぶりに階段アシストしたのだが、

旦那さんたらするする登っていく。

あれ?これいけちゃうかも?!

気がつくとあっという間に階段の半分ほどを登ってしまった。

さすがに半分を超えてくると疲れが見えて来た。

あと三段、ってところで少し一休みしていると、

ジョギングらしき姿の男性が車椅子運びましょうか?と、下から声をかけてくれた。

そして、あっという間に車椅子を階段の上に運んでくださった。

ありがたい。。。

階段の上で旦那さんを座らせてから取りに行こうと思ってたので本当に助かった。

少し休んでから2人で階段を登りきり、車椅子から上がって来た階段を見下ろす。

かなりの段差に目が眩むようだ。

旦那さんはとても得意げ。

旦那さん

「ほら、登れたよ。」

嬉しくて、驚いて、涙と鼻水がドバドバ出た。

記録はまだまだ続きます。

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旦那さんの病気の発症についてはこちらからどうぞ→発症時の日記 2016年12月 医師の告知

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