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#統計データ No.5

前回の「統計データ No.4」に引き続き、「金融中央委員会」が運営している「知るぽると」というWebページを紹介します。(最終閲覧日2020/05/19)

前回を知らない方はこちらからどうぞ。('ω')ノ

今回は、刊行物について書きたいと思います。

というか、その前に「なぜ官公庁の資料紹介をしようと思ったのか?」ですが、理由は「せっかく税金払っていても、還元を受けない人が多い」気がしているからです。

還元」というと「還付金」のような給付や控除を連想する方もいるかもしれませんが、「提供されている情報の還元」という意味です。

例えばですが、去年から実施されている軽減税率、今でも「何が軽減税率の対象のなか分からない」という方もいると思います。

味醂(みりん)」と「味醂風調味料」で、課税率が違うのは何故か、説明できますか?

2023年10月からは、複数税率制度の下で適正な課税を確保する観点から「適格請求書保存方式(インボイス制度)」が導入されますが、皆さんは説明できますか?

実は、こういった情報は、公的機関からの刊行物に記載されています。

上記の「軽減税率」に関しては、中小企業庁などにアクセスしてみてください。

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話が逸れましたが、今回は「お金の知識を身につけよう」ということで、「知るぽると」内の「広報誌・刊行物」を紹介しています。

個人的な意見ですが、暮らしに役立つ金融知識を得る際、市販の書籍より、官公庁の刊行物の方が、おそらく分かりやすいと思います。

なぜなら、税金で制作しているので、国民への「還元」のため、極限まで噛み砕いた説明になっているからです。

一般的な書籍や、一般ユーザーのSNS上の投稿というのは、「興味がある人向け」で、「一側面へのフォーカス」に過ぎない内容のモノも多いと感じます。

ですから、知りたい情報があったとしても、なんとなく「知ったつもり」で終わってしまうこともあると思います。

それって、勿体ないですよね?

知りたい情報が理解不足で活用できない」ことで、「自分には分からないと諦めてしまう」ことです。情報源を変えれば、利活用できる知識かもしれないのです。

金融中央委員会の刊行物には、小・中学生向けの金融知識の冊子も提供しています。(こちらは漫画版になっていて、無償ですがPDFではないので資料請求が必要です。)

お子さんがいらっしゃる方は、ご家族でお金について学んでみるのもいいかもしれませんね。

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余談ですが、なんらかの国家資格の取得を目指す場合、こういった公的機関の統計資料から問題が出題されることもありますので、勉強されている方は、慣れておくことをオススメします。

私は2級ですがファイナンシャルプランナー技能士の有資格者だったりするので、お金の知識の大切さは勉強を通して、改めて知る機会がありました。

皆さんも、わざわざお金を出して難しい書籍と「にらめっこ」になる前に、一度、公的機関のWebページを覗いてみてはいかがでしょうか?

ということで、今回の投稿は以上です。


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