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生まれ持っての才能なんて誰も持っていないとしたら…な仮説。

あなたには生まれながらにして偉大な才能が宿っている。
(ジグ・ジグラー)

(;゚Д゚)…そんな大層なものが宿っているなら、誰か教えてくれっ‼

本当に、誰もが偉大な才能を宿して生まれてくるのでしょうか?

「どんな人にも才能はある」という言葉に、いったいどれだけの人が励まされ、また、絶望してきたことでしょう。

誰もが才能を持って生まれてくるのだとしたら、その才能を見出すのは努力なのか、名伯楽との出会いなのか、はたまた、偶然によるものなのか…?

「在るはずの才能」に苦しんだ経験のある方は、一人や二人ではないでしょう。

それならば、「才能は後天的に宿る」と仮説を立てたらどうなるのか?

数日前に、上記のような投稿をしました。

今回は、フワッとゴールの見えない状態で書いてみようと思います。

…どうなることやら(;´・ω・)。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

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才能が成長過程のどこかで手にするモノだと考えると、多くの人が救われるのではないかと考えます。

それは、成功を収めるほどの才能が、何らかの偶然によって複雑に折り重なった結果であるならば、才能そのものに執着しなくなるということです。

…分かりにくい表現だったと思うので、具体的に書きます。

例えば、プロ野球選手を目指す二人の少年がいたとします。

二人には生まれ持っての才能がないと仮定します。

まったく同じ練習をして、似たような背格好、毎日遅くまでランニングや素振りをしますが、その距離や回数も同じだとします。

結果として、能力値も均等な状態で成長し、二人は同じ高校のレフトとライトの守備を任されるようになりました。

…さて、県予選が始まり、二人の所属する高校は順当に勝ち進みます。

そして、甲子園に出場し、好成績を収めたのですが、大会後にプロのスカウトを受けたのは、一人だけでした。

理由は、どちらかにだけ打球が集中し、守備の評価が分かれたからでした。

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才能を排除し「運」で決した二人の評価を、あなたはどう捉えますか?

「運も才能の内だ!!」と考えますか?

私は「運」と「才能」は切り分けて考えたい人間です。

そうでなければ、「非運」という才能を宿してしまった人間に救いが無くなってしまうからです。

成功や勝利を掴んだ人間に「運も才能の内だ!!」と言うのであれば、失敗や敗北を味わった人間にも「運は才能の内だ!!」と言えるでしょうか?

私は「運」は「運」であって、「才能」でも「実力」でもないと思っています。

それでは「後天的才能」とは、何を指すのでしょうか?

個人的な意見ですが、「過程を歩む力」だと考えています。

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要するに「結果」には様々な要因があると思うのですが、「過程」を進む力が才能だということです。

人生は、膨大な数の結果と過程を繰り返しです。

…おっと、もう一つ「選択」にも触れておきましょう。

「過程」を進み「結果」を得て「選択」する。

この中で「過程」だけが「運」や「偶然」の干渉を受けないのだと思うのです。

なぜなら、「運」や「偶然」が干渉した途端に、「過程」は一つの「結果」を迎え、「選択」せざるを得ない状況になるからです。

才能が過程を歩む力だとすれば、「生まれ持っての才能」という概念とは違った概念が生まれ、成功や勝利には、いくつもの「運」や「偶然」が折り重なってはいるものの、「過程を歩む力」がなければ到達できないという仮説が成り立つと思うのです。

「過程を歩む力」、それは「行動力」と「継続力」を併せ持つ力だとも言えるでしょう。

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ここまで、面倒でややこしい話をしてきましたが、伝えたかったことは「歩みを止めないで」ということです。

人生(正確にはキャリア)の8割は偶然によって決定されていると言われています。

これは、アメリカの教育心理学者である「ジョン・D・クランボルツ」が提唱した「計画的偶発性理論」で述べられているものです。

「理論」というと、何か昔の偉人が発表したモノのように感じるかもしれませんが、この理論が提唱されたのは1999年のことです。

8割が偶然だとしても、2割は自らの意志で変容できるということでもあるのですが、そのために必要なこととして挙げられているのが「行動する力」だったりします。

今回の記事は「計画的偶発性理論」とは違った角度から「行動する力」にフォーカスした話ではありましたが、通ずるものがあると思ったので紹介させていただきました。

…あなたは、自分の生まれ持っての才能が何なのか、明確に答えられますか?

もし、未だ不明瞭なのだとしても、これから「過程を歩む力」を育むことで、後天的な才能は十分に開花すると、私は考えています。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

…そういえば、昨日またしても忘れていましたが、noteからお知らせをいただきました。

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読んでくださった方、スキを押してくださった方、ありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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