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残りの人生を有効に使うため、二度とスポーツは観ないことに決めた

2023年9月から行われているラグビーワールドカップ、観やすい時間帯に行われている日本代表の試合を観ていました。
僕はそもそもラグビーファンでもなんでもなかったんですが、まあ多くの人と同じで日本開催時から見始めたにわかです。
さて、先日行われた対アルゼンチン戦は20時からということもあり、最初から観ていました。
いい試合だったんですが結果的に負けてしまい、決勝へは行けず。
この試合後、なんかものすごい虚無感に襲われました。
俺は何をしてるんだろう?と。

自分と一切関係ない人達がやっている自分の人生に何の関係ない出来事に期待し、約2時間も使って一喜一憂し、負けてがっかりし気分を害する……
これって何なの??
そういえば同じことをスポーツの試合で何度も感じたことがあります。
もちろん日本代表や日本人が勝てば嬉しいですし、いい気分になれますが、負けたときの虚無感というかある種の罪悪感に年々耐えられなくなっています。
何で俺はこんなもんに時間を使ってしまったんだろう?と。

考えてみるとスポーツ観戦ほど不条理なものはありません。
だって負けは絶対にあるんですから。
特にラグビーとかサッカーとか、日本も強くなってきたとはいえまだまだ世界の壁は分厚いという競技では負ける確率は高くなります。
負けたら絶対嫌な気分になり、その確率が高い試合をわざわざ観るというのは、いったい何の罰ゲームなのでしょう?
そこであっさりと結論を出しました。

残りの人生、二度とスポーツ観戦はしねー

と。
今年45歳で、頭や体がちゃんと使えるのがたぶんあと20年ぐらい。
たった20年で自分という人間を完成させないといけないのです。
読んでない本も山ほどある、アニメもいっぱい観たい、音楽もいっぱい聴きたい、ギターも弾きたい、小説も書きたい、古文書も勉強したい、行ってない国にも行きたいし、新しいこともやってみたい……
それだけで20年では全然足りません。
プラス、これから大きな病気にかかる可能性も高くなっていきます。
となると、もう余計なことに費やす時間はありません。
そこで改めて考えると、僕にとってはスポーツ観戦に費やす1時間2時間という時間は、どう考えても残りの人生にとって無駄という結論になるのです。
ですので、今後どんなスポーツのどんな試合もフルで観るということはありません。
そう考えると、今までなんと無駄な時間をスポーツに費やしてきたのだろうと悔やまれますが、なんとかここで気づけてよかったです。

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