ZINE 世界の足下から 台北 について
若き日に旅せずば、老いての日になにをか語る。
人生の節目節目において「旅に出ようよ」
と、背中を押してくれた本がいくつもあります。
それらはガイド本や旅の情報誌ではありません。
旅で出会ったひとびとのこと、
そのときに交わされたことば、
目的地にたどり着くまでの道のり、
そのときに眺めた空の高さ。
そんな個人的な体験が詰まったものばかりでした。
もちろん行くと決めたあとは、ガイド本を買ったりもするのだけど、
わたしを最初に旅に駆り立たせてくれた本たちは、
いつでもそんな言葉や写真で溢れていました。
いつかわたしもそんな本がつくってみたい。
そんな想いからつくったのがこの「世界の足下から 台北」です。
世界はわたしの足下からつながっていた。
わたしを旅に連れていってくれた数々の本のように、
この本もまた、だれかの旅のきっかけになるようなことがあれば、
こんなにもうれしいことはありません。
わたしの好きな台北
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1,782字
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