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noteを書き始めて3年/これからの目標

2023.3.30【157限目】

石の上にも三年

noteを書くようになって三年。石の上にも三年と言いますが、けい先生の知恵袋も三年が終りました。

この3年間は、教師生活で考えていた事や実践してきた事、その時々に思った事、家族の事、わたしの人生についての話しなど、思いつくままに書いてきました。

自分の人生を振り返ることは、なかなか出来なかったと思いますが、noteを書くことで自分が生きてきた75年の軌跡をたどることが出来ました。この三年間は大切な時間を過ごせたと思っています。


人生を振り返って

人生をふりかえった時、私なりにベストと思う事に頑張って取り組んで来たなあと思います。なぜ頑張れたのかと考えた時、その時々が楽しかったからです。

子育て・介護・仕事と忙しい日々を過ごしていた時も、親として・子として・教師として、出来ることを前向きにかかわり、それを楽しめたからだと思います。

3年前の教職を離れた時は、子どもも大きくなり父母も亡くなり、夫と二人の生活をする時間が多くなり、仕事のない毎日をどう過ごすかが、当面の課題でした。やりたいことはいっぱいありました。

そんな時に長男からnoteを書くことを提案され、課題が一つできました。水曜日にはnoteを書く内容を考え、木曜日に入力し長男に送信して、金曜日にupしてくれます。(金曜日が祭日の場合はその後になります。)

私の一週間のリズムが、noteを書くことによって、規則正しい生活が保障されました。

ゆったりと流れていく時間の中で、忙しい時には出来なかった事、家事を楽しむ、好きな料理を作る、自分や周りに人の服を作る、絵を描く、ゴルフに行くなど、やりたいことがだんだん多くなり、生活のリズムが出来てきました。

退職後の生活で分かったことは、私は家が好きだということでした。一日一日が楽しく、穏やかに過ぎていきます。夫も私もそれぞれお互いのすることを尊重して一日が過ぎていきます。

今は、人生の中で穏やかに生活が出来、パートナーと共に健康に留意して幸せな時間を過ごしています。


公園にて

昨日、夫は高校のテニス部の指導の帰りに、「お天気がいいから、花見に行こう。」と、電話があり、私がお弁当を買って家で待っているといつもより早く帰ってきたので、水筒にお茶を入れて、少しばかりのお菓子とデザートを持って、車でいつもの公園に行きました。

3年続いた自粛が明けて公園は、沢山の人がそれぞれのグループで楽しんでいました。私たちもその中に入り持ってきたお弁当を広げ食べました。

私たちの前で、4歳ぐらいの小さな女の子が、お母さん、おばあさん、お兄ちゃん、お姉ちゃんと大縄跳びをしていて、その子だけが初めは跳べなかったのです。それからおばあさんがやさしく声をかけて、お兄ちゃん、お姉ちゃんの後をまねして跳んでいましたがなかなか跳べません。

おばあさんがその子を中に入れて「縄が回って来たら、飛ぶよ。」と、言って、何回もその子に合わせて回していたら、1回跳べるようになって、5回飛べた時は、みんなに褒めてもらい、やる気が出て、最後には回している縄にお兄ちゃん、お姉ちゃんのように入って跳べたのです。

みんなの励ましと、その子の頑張りで跳べる事が出来ました。その顔は、とても嬉しく誇らしげでした。子どもってすごいなあと思いました。

帰りには他のグループのワンちゃんが寄ってきて、夫に慣れて、そこでも犬つながりのお話しができました。みんなマスクを外しての会話で、3年目の公園の春はコロナの感染前に戻っていました。2匹のワンちゃんに見送ってもらい公園を後にしました。

桜を青空の下で見ながらの帰り道、暖かい日差しの中で、心も体も元気になりました。


これからの目標

人生は永遠ではないので、これからは、自分の人生を大切にしていきたいと思っています。来週は、ゴルフの月例があります。そろそろ楽しむゴルフにして、試合に出るのをやめようかと思っていました。

ところが先日、夫と一緒にラウンドしている80歳の男の友達が、家の階段から落ちて、腕の骨を折ってしまい、試合に出られなくなったので、その人の代わりに「奥さんはどうでしょう?」と、言うお誘いがあり、夫は「どうする?」と、聞いてくれました。

これはゴルフに対して少し弱気になっている私に「もう少し頑張れ!」と、言うメッセージだと思い、その友達が復帰するまで、試合に出ようと思いました。

これからは出来なくなることが、徐々に増えてくると思いますが、出来なくなったことは仕方ないので、出来ることは楽しみたいと思いました。

無理をせず、自分の力で、出来ることを出来るときに諦めないでやろうと思います。そんな風に考えると、老いるということも楽しいことだと思えるようになりました。

人生100年の時代、まだまだやることはある!

4月からnoteも4年目に入ります。どんな1年になるか楽しみたいです。


公園で花見を楽しむ人たち


【編集担当より】
3年前の春、退職した母の頭の体操のために【けい先生の知恵袋】としてnoteを始めました。

初めは、単なる思い付きだったのですが、たくさんの方に反応をいただき、いいねやフォローに勇気づけられ、母も続けることができたのかと思います。(まさかのもうすぐフォローの方が1000名となります!びっくりです!)

3年間お付き合いをいただき、誠にありがとうございます。4年目からもよろしくお願い申し上げます。

noteを始めた頃は、新型コロナウィルスの脅威が報道され、世の中どうなっていくのだろうと考えていたように思います。1から読み返せば、ある意味このコロナの3年間がどうだったのかがわかるのかもしれません(さすがに157回は多いので読みませんが)

明日からは、新年度です。入学式や入社式を心待ちにされている方もいるでしょう。新たな職場や新たな街に心躍らせている方もいるでしょう。

街では、マスク姿の方が多いですが、もうすぐそこまで日常生活を取り戻す日がやってきているかと思います。大阪では、ミナミの街やUSJ、御堂筋線など、観光客の方が以前と同じくらいに戻ってきています。

新しい季節が、皆様にとって幸多からんことをお祈りいたします。

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