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テレビでほとんど流れない面白いニュース【4/28〜5/3】

1. 3密対策に向けた様々な置き配

新型コロナの感染拡大に伴い、テイクアウトやデリバリーが増えるなか、人と接触しない様々な仕組みが注目されている。

飲食店向けにサービス展開している「O:der Locker」は、スマホの専用サイトでオーダー、支払いを済ませると、飲食店側ができあがった商品を店内のロッカーに納入する仕組みだ。

ロッカー内には殺菌効果のある紫外線が使用されており、食べ物の匂いがこもることもないという。

また、顧客向けだけでなく、Uber Eats配達員向けの専用ロッカーも提供している。

マクドナルドやスタバでも専用アプリを介してモバイルオーダーを実施しているが、「O:der Locker」はもはや店員に声をかける事すら不要になった。また、コロナのワクチンが開発されても、数年は人との距離を置く、という意識も続くと思う。コロナが落ち着いた後も、このサービスを導入する店舗は増えるかもしれない。

2. 新たなオンライン学習方法

自粛生活が続き、リモートワークを実施する企業も増えてきている。しかし、新卒に向けた研修や勉強会をリモートで実施するのは初の試みである企業は多いと思う。

ソフトウェア開発を事業とするサイボウズは、近年働き方に注目されている会社だ。社員一人ひとりによって就業時間は自由、などといった様々な働き方改革を取り入れ、リモートワークもそのうちのひとつである。

研修や勉強会において、講義が進むにつれて理解できない人もなかにはいる。サイボウズでは、そんな人のためにも「実況スレ」を導入することにより、終わった後も見返して学習することができる仕組みになっている。

また、「実況スレ」を取り入れることにより、アウトプットを前提とした学習が出来るため、参加意識も高まり、より効率よく学習できる。

これは会社だけでなく、学校にも取り入れていいのではと感じた。特に私立ではオンライン授業を取り入れるようになり、そのうち公立の学校も徐々に導入されていくことだろう。

仮にオフラインの場だったとしても、このようなスレッド形式を導入することにより、例えば授業ごとにスレッド記入担当を3人ぐらいに絞って、授業中に実況させても良いだろう。また評価方法として用いても面白いかもしれない。

板書を写すのはスマホで撮影をすれば、実況をする必要もない。そうではなく、授業の要点を掴んで実況スレに投稿する、またそのために集中して授業を受けなくてはならない。工夫次第で、学習速度が上がる面白い仕組みだと感じた。

3. 吉本興業とUUUMが資本業務提携

YouTuberといえば、ヒカキンやはじめしゃちょーなど、YouTubeで有名になるのが一般的だった。しかし近頃では、芸能人やスポーツ選手、俳優など芸能界からYouTubeを始めるタレントが増えてきた。

吉本興業は、なんと800チャンネル程持っているらしい。YouTubeのノウハウを持つUUUMとタッグを組むことで、チャンネルの規模を上げていこうという試みだ。

近頃のテレビを観ていると、レギュラーとして番組を持っていない芸能人はほとんど出演する事ができなくなった。吉本興業の劇場ライブも今は全て中止となってしまい、ほとんどのタレントが芸を見せる出番がなくなっている。

そんな中、吉本側としてはYouTubeをさらに強化しようというのが今回のタッグの流れだろう。これからの吉本タレントのチャンネルが楽しみ、という声がある一方で、素人YouTuberがこれから有名になるチャンスが潰される、という意見もある。ただ個人的には、姿で勝負するタレントYouTuberと企画で勝負するYouTuberは別ジャンルで勝負できると思っている。

4. トップアスリートが集める音声サービス

個人的にとても感心を受けたサービスだ。

サッカー選手の本田圭佑がCEOを務めるNow Doから、プロアスリートが16人集まる音声サービス「NowVoice」がリリースされた。

月額900円の定額制のサービスとなり、トップアスリートの「声」が直接ユーザーに届く。YouTubeを解説しているアスリートもいるが、そこでは話さないような話を聴く事ができるようになるだろう。

現在発表されているアスリートは、日本を代表するトップアスリートばかりで、本田圭佑がこんな風にアスリートを一つの場所に集めたという動きにとても感心している。

そんな本田圭佑がNowVoiceについて語っている記事がNewsPicksオリジナル記事からもリリースされている。

5. 海外大手メディアがオンライン学習に続々参入

これもニュースが大好きな僕として、とても感心したニュースだ。

新型コロナウイルスの感染拡大により、世界でオンライン学習の動きが広がっている。そんなオンライン学習に、ニューヨークタイムズやBBCなどの大手メディアが社内に蓄積したニュースや映像などのリソースを教育コンテンツとして参入する。

また、米国においてはすでにオンライン教育は、高等教育向けには1980年代から開発され、2018年には公立大学の98%がオンラインコースを用意しているまでになっているようだ。

どんなコンテンツが用意されているのか個人的にも気になる。

6. 月に40万円稼ぐUberドライバー

僕も半年前にUberドライバーで収入を稼いでいた経験があるが、自粛生活によって、最近再開した。Uber Eatsの需要は自粛期間中に上がっており、ドライバーの中には月に40万円稼ぐ人もいるらしい。

最近の印象は「置き配」が増えた事だ。接触感染を避けるために、配達をドアの前に置くよう指定する人が多い。また、個人的には消毒スプレーを持参し、毎回手に付けて物を渡すようにしている。

緊急事態宣言が延長され、5月いっぱいまで自粛生活が続きそうだ。僕は、この5月にUber Eatsだけでどれくらい稼げるのか実験してみたいと思う。

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