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20231126_米英戦争と南北戦争について学び考えたこと_覇権で読み解けば世界史がわかる_紹介と感想50


はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"アメリカの幸運2-外交"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"南北戦争"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 イギリスの自由拿捕礼により、アメリカはヨーロッパ諸国への輸出が困難となった。更に米英戦争によってイギリスとの交易も途絶した。しかし、国内で内需が拡大することに繋がり、結果としてイギリス経済への依存体制を脱却し、後の第二次産業革命の基盤を作ることに成功した。
 米英戦争後、アメリカは北部の産業を守るためにイギリスからの商品に高関税をかけることにした(一般関税法)。イギリスは報復処置としてアメリカ南部から輸入している綿花に高関税をかけた。北部の資本家を守るための関税が南部の大農主を苦しめる結果となり北部と南部の対立が表面化していった。共和党のエイブラハム・リンカーンが大統領に当選すると危機感を覚えた南部が内乱(南北戦争)を起こした。

感想

 米英戦争が起きた理由とその結果生じたことを学ぶことができ、勉強になりました。ヨーロッパとの交易が途絶えたことで自国の経済が発展した事は純粋に凄いことだと思いました。追い込まれたことで活路を見出すことができた好事例だと思います。希望した状況に恵まれなかったとしても自分にとってプラスに変えていけるように生きることは大切なことだと思いました。
 また南北戦争が起こるまでの過程も学ぶことができ、勉強になりました。北部の産業を守るために行ったことが南部の農業を苦しめる結果となり、分裂してしまったという歴史は、個人が何かを行う時の参考にもなると思います。少なくとも自分が何かを行った時、相手がどのような対応するかという点は考えるべきだと思います。自分の事だけを考え行動をした場合、相手も相手自身の事だけを考えた行動をする可能性が高くなると思います。注意しながら生きていけると良いと思いました。
 米英戦争の結果や、アメリカがイギリスに対して関税をかけた結果のように、意図して行ったことが全く異なる結果を生むことはよくあることだと思います。少し具体的には、良くなると思い行ったことが悪い結果を生むことや、悪くなると思い行わずにいたことを行うことで良い結果を生むことがあると思います。こちらも政治的な問題に限らず、日常生活でも当てはまることだと思います。日々を過ごしていく上でも、自分の意図したことと真逆の結果が生じることも考え、(時には意図していない行動も試しながら)生きていく事は必要だと思いました。

最後に

 自分が何かを行った際に相手がどのような対応を取るか、という点は事前に考えておくべきだと思います。自分の事だけでなく相手の事も考えた行動をとることは、結果として自分に返ってくるものだと思います。相手を思いやる心というのは大切なものだと思いました。
 自分の事だけでなく、相手のことも考えた行動を心がけることで、互いにプラスに繋がる生き方を目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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