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20231125_中立政策と批判について考えたこと_覇権で読み解けば世界史がわかる_紹介と感想49


はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『「覇権」で読み解けば世界史がわかる』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"アメリカの幸運1-憲法"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"アメリカの幸運2-外交"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 アメリカ合衆国が独立したころから、ヨーロッパは動乱の世を迎えた(フランス革命、ナポレオン戦争など)。建国の地がヨーロッパから遠く離れていたことはアメリカにとって幸運だった。
 連邦政府中枢に新仏派と新英派が現れ、政争に発展し初代大統領のジョージ・ワシントンを悩ます結果となった。第2代大統領に新英派のジョン・アダムズ、第3代大統領に新仏派のトーマス・ジェファーソンが継いだが、結局はワシントン大統領の中立政策を踏襲することになった。(野党時代に批判していた政権の政策を与党となった後にそのまま踏襲することは洋の東西を問わずよくあること。)
 中立政策を遂行する事で政治的には"ヨーロッパの大乱に巻き込まれることを防ぐ"ことができ、経済的には"英仏両陣営に輸出が可能となり大きな利益を上げる"ことができた。

感想

 野党時代に批判していた政権の政策を与党となった後にそのまま踏襲することは洋の東西を問わずよくあるという点を学ぶことができ、勉強になりました。与党の行っている政策が全て正しいとは限りませんが、国家を牽引する立場として妥当な策を選んでいる事が多いのだと思います。批判をするとしても、立場が変わった時に実行するという責任をもって批判をすることが大事なのだと思います。
 国だけに限らず、1人の人間としても言葉にすることより行動で示すことの方が難しいと思います。人と関わる時は相手の言葉をそのまま受け入れるのではなく、行動まで見ることが重要だと思います。言葉になるのは表面的な部分で、本心が伴っているか否かという点は行動に表れるものだと思います。どんなことも表面だけでなく、奥にある部分まで見ることは大切だと思います。個人的にも口だけでなく行動で示すことは意識して過ごしていきたいと思いました。
 中立政策は"はっきりしない"と批判されることが多い印象ですが、中立には中立の良さがあることを学ぶことができました。自分たちを守るためにも、利益を得るためにも必要なことだと思いました。批判をするとしてもその点を踏まえて批判をすべきだと思いました。物事は常に"はっきりしなくても良い"という点は抑えるべきだと思いました。

最後に

 言葉にすることより行動で示すことの方が難しいと思います。その分、本心が伴っていることは行動に表れるのだと思います。人を見る時は言葉という表面的な部分だけでなく、行動まで見ることは大切だと思います。また個人としても口だけでなく、行動で示すという点は意識して過ごしていけると良いと思いました。
 口だけでなく行動で示すことができる人を共に目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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