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20230718_最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは変化できる者である。という言葉について考えたこと

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや言葉を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った言葉を紹介していきます。

今回紹介する言葉

この度、人生に役立つと思い、紹介したい言葉は

最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは変化できる者である。

です。

解釈と感想

解釈

 "強さ"や"頭の良さ"などの1つの指標で優れている事よりも、"変化し続けられる事"の方が重要。

感想

 進化論で有名なチャールズ・ダーウィンの言葉として誤認されている言葉です。この言葉自体はアメリカの経営学者のレオン・メギンソン氏が自身の『アメリカのビジネスのための欧州からの教訓』という論文の中で進化論を引用して紹介した時に使った言葉らしいです。生物学の論文が経営学の論文で引用されていた点に驚きました。現在も様々な場面で都合よく使用されている言葉だと思います。生き残る企業の特徴や、変化への対応の重要さを主張する時に使用される事が多い点も元が経営学者の言葉だと分かると納得できました。
 ダーウィンが進化論で主張したかったことは、"同じ種の生物の中でも個体のバラツキが生じ、その中で有利な特徴をもった個体の子孫が増える。結果、環境に適応した形質をもつ個体が増え、新しい種が生じる(=進化が生じる)"ということらしいです。何代も世代を経て、変化した結果生き残る事はあるが、生き残るために変化するわけではないらしいです。
参考ページ: ある中小企業で出会った「ダーウィンの言葉」と「青春訓」
参考ページ: 自民Twitter炎上で注目 「ダーウィンの進化論」とは


 進化論としては誤認ですが、この言葉が有名になっているのは"変化への適応能力が必要"という真理を表しているからだと思います。進化論の解釈としては誤りだが、教訓としては真実を含んでいるので様々な場面で使用されているんだと思います。事実、世の中の変化が激しくなり変化に適応する力は以前より必要になっていると思います。個人的にも、1つの指標で最も優れている事よりも、どんな状況にも対応できる事の方が生きていくうえで重要だと感じています。(必ずしも相反するものではないと思うので、変化しながら優れた結果を出し続けることもできると思います。)
 一時の間、とても高い評価を得られたとしても、変化することをやめてしまった場合、時代に取り残されてしまうかもしれません。求められる能力などは"時代"や属する"環境"と共に変化していると思います。どんな"時代"や"環境"で生きていく必要があったとしても、それぞれに適応できる力があれば対応できると思います。
 年齢を重ねるほど、何かを変えて試すことの回数が少なくなってしまうと思います。年を経たとしても、"時代"や"環境"に応じた変化をし続けられるように意識して過ごすべきだと思いました。

最後に

 誤認から広まったていたとしても、変化への対応力が必要な事は真実だと思います。変化の激しい時代では1つの指標で優れているよりも、変化に対応し続ける力の方が重要な気がします。日々を過ごす中で、"自分のやり方に少しの変化を試したり"、"変化しなければならない環境に身を置くことを意識する"ことで変化に適応できる人になれると思います。
 どんな"時代"や"環境"になったとしても生き抜くために、変化に適応し続ける事ができる人を共に目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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