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20231211_本質と平凡について考えたこと_いつも話が浅い人_なぜか話が深い人_紹介と感想4


はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い」人』齋藤孝
です。

内容と感想

 前回の記事では"「歴史」を盛り込むことで出る深み"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"「本質」とは斬新なものより、「一見、平凡なもの」にある"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 本質をつくことで深さが生まれる。具体的なものをしっかり見る"観察力"と本質をつく"洞察力"をつけるべき。
 本質は斬新なものより、一見平凡なものにある。多くの物事は白か黒かに切り分けられない。極論は一面的な物の見方が背景になっている可能性が高い。多面的にものごとを見て、自分なりの判断や意見を練りこみ、まとめた意見は中庸といえる。

感想

 本質は斬新なものより、一見平凡なものにあるという点は抑えておくべき点だと思いました。平凡という単語は好まれにくいかもしれませんが、それだけ頻度が高いと捉えることができると思います。頻度が高くなるにはそれだけの理由があるはずで、その理由の奥に本質があるような気がします。平凡が平凡である理由を考え続けることも大事だと思いました。
 多くの物事は白か黒かに切り分けられないという点も同意できました。どんな事にも良い面と悪い面があると思います。緊急性が求められる有事の際は意思決定の速さを重視し、時には思い切った決断も必要かもしれません。しかし、平時の際は長期的な視点で考え、バランスを調整しながら改善を繰り返す方が向いている気がします。現状、どのような意識決定が求められているのかを意識することも大事だと思いました。
 極論は一面的な見方が背景になっている可能性が高いという点も意識するだけで全然違うと思います。自分の中で極論が出た際は一度立ち止まり、別の視点で考え直すという工夫も必要だと思います。極論は視点や範囲を限定することで有効に活用できると思います。極論により大きな改善が見込める一方、視点や範囲を限定しているというデメリットがあるという点も意識すべきだと思います。結果的に大きな集団になり、全体のための決断をするほど中庸なものに落ち着く気がしました。
 多面的にものごとを見た後、自分なりの意見を練りこむという作業は必要だと思います。結果的に同じような結論に至ったとしても、自分で一度考え抜くことで深さが増し、話をするときにも溢れるような気がします。

最後に

 本質を見抜く力はどんなものにも応用できる力だと思います。平凡という言葉は好まれにくいかもしれませんが、平凡である理由を考え続けることで本質にたどり着くことができると思います。物事を多面的に見て、自分なりの意見を練り上げることも大事だと思いました。
 平凡について考え続ける事で、本質を見抜く力を共に伸ばしていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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