20231221_進んで名を求めず、退いて罪を避けず、唯人是保ちて利の主に合うは、国の宝なり。という言葉について考えたこと1
はじめに
こんにちは、Keiです。
今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや言葉を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った言葉を紹介していきます。
今回紹介する言葉
この度、人生に役立つと思い、紹介したい言葉は
進んで名を求めず、退いて罪を避けず、唯人是保ちて利の主に合うは、国の宝なり
です。
この記事では"退いて罪を避けず"の部分までを書いていきます。
解釈と感想
解釈
勝って名誉を求めず、負けても自分の非を認め退くところは退き、兵の損害を抑えることに徹して主君の本当の利益を考えて行動できる人は、国にとって宝である。
感想
人の上に立つ者としてとても重要な考え方がまとまっている言葉だと思いました。孫子の言葉なので優れた将軍についてまとめたものでありますが、本質的な考え方は人の上に立つ者や組織の一員として活動する人全員に適用できると思いました。
戦いに勝った時(=物事が上手くいった時)、自分はどんなことをするかと考えてみると良いと思います。成功時にどんな言動を取るか?という点は他の人も見ていると思います。褒められたくなったり、自慢したくなることで自分の成功を過剰に周りに広める人がいると思います。協力してくれた人のおかげで成功できたことも、自分の手柄として上に報告する人もいると思います。"進んで名を求めず"という言葉を意識しているとそのような人にならないように生きていけると思います。本当に凄い成功は自分から言わずとも周りから聞かれるという点や、周りの協力あっての成功だと理解していれば必要以上にアピールすることも無くなると思います。成功時に名を求めない人を目指して生きていけると良いと思いました。
成功した時もですが、失敗した時もどのような言動をとるかが問われていると思います。失敗した原因を自分以外のせいにして、自分の改善すべき点を考えない人もいると思います。失敗を受け入れることで次の行動に活かすことができると思います。受け入れることが出来ずにいると、失敗をもみ消そうとして無理をしてしまい、より大きな失敗を生むことにも繋がると思います。成功は自分に要因がないこともありますが、失敗には必ず自分にも要因があると思います。自分の非を認め改善することは忘れずに生きるべきだと思いました。
"進んで名を求めず"という部分も"退いて罪を避けず"の部分も人として未熟なままでは難しいことだと思います。自分を高めこれらのことを意識せずとも実践できる人を目指していけると良いと思いました。
最後に
成功したときや失敗したときにどのような言動をとるかが人として問われていると思います。成功しても思い上がらず、他者の協力に感謝し、失敗しても素直に自分の非を認め、改める部分は改めることができる人を目指していけると良いと思いました。
成功時や失敗時の言動を意識し、人として誇れる生き方を選択していきましょう!
どなたかの参考になれば幸いです。
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