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名画座のある暮らし

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映画は好きだけど「映画好き」と言えるほどでも、ましてや「映画通」でもない書籍ライターが、とあるきっかけで名画座通いをはじめ継続。シロート目線での素朴な発見や感動を綴る。
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#映画

映画と小説、どちらも楽しい

映画と小説、どちらも楽しい

2023/01/05
@ANA機内(サンフランシスコー羽田)

通っていた名画座(ギンレイホール)が閉館してしまったので、しばらくは銀幕以外で観た映画もあげていこうと思います。

ザリガニの鳴くところ/WHERE THE CRAWDADS SING原作も読んでみたくなる度 ★★★★★

全世界1500万部のベストセラー、日本でも2021年本屋大賞翻訳小説部門1位の小説の映画化。メディアの宣伝も力を

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「どうありたいか」を知る、実行する

「どうありたいか」を知る、実行する

2022/09/16 ㈮ 晴れ@ギンレイホール
掲載は観賞順。

カモン カモン子どもたちの自己開示&表現力がすばらしすぎる度 ★★★★★

主人公ジョニーは、アメリカNYを拠点に活動するラジオジャーナリスト。
彼が作品中で子どもたちへインタビューを行うのだけれど、これは実際に行われたものだそう。
この設定と仕掛けがすばらしい。

子どもたちの語りのなんとすばらしいこと!
自分自身を知ること
それ

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「映画観賞日記」をつけはじめて気づいたこと

「映画観賞日記」をつけはじめて気づいたこと

映画を定期的に観るようになって、もうすぐ2年。
感想をnoteに書くようになってからもうすぐ9か月(最初の記事はこちら)。

続けてみて思ったことは、書くことで観た映画が「自分の経験になる」ということ。

観ただけでは、「面白かったなぁ」とか「今回はイマイチ好みじゃなかったなあ」で終わってしまう。
特に、私のように「名画座の会員になって館のセレクトした映画を観る」スタイルの場合、だれかの推しを観賞

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「スッキリ」とばかりは、いかないのがリアルよね。

「スッキリ」とばかりは、いかないのがリアルよね。

2022.6.7㈫ 曇りのち雨
@ギンレイホール

RIDERS OF JUSTICE「デンマーク映画、スゲーな」度 ★★★★★

ギンレイホール・セレクト映画で、銀幕でお会いするのは2度目の「北欧の至宝」マッツ・ミケルセン主演。

前回はこちら。

言われなかったら、「誰?」とわからなかったよ。役柄とか風貌が違い過ぎて。役者さんってすごい。

リベンジもののアクション映画の態ですが、スッキリ落ち

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「名画座のある暮らし」はじめました。

「名画座のある暮らし」はじめました。

映画は好きだけど、「映画好き」と言えるほどではない私。
話題の映画が出ても「ちょっと待てばWOWOWでやるから」と待つタイプ。

そんな私が、毎月最低でも2回は映画館に行き、月に最低4本の映画を観るようになって1年以上がたった。 
、、、1年以上!? と書いて自分でもちょっとびっくり。
ぼちぼちフリーランスで就業時間を自分でやりくりできるので、平日昼間の混みにくい時間に外出&観賞できる、というのも

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