『腹を割って話そう』の振り返り ~前編~
こんにちは!あいでんです。
さて、先日の「腹を割って話そう」から一夜明け私が考えていること、およびその感想なるものを本日は書き連ねていきたいと思います。
私以外にも同様の記事を挙げている方がいますので、コチラもお読みいただけるとより面白いかもしれません。
(その記事はコチラ:『「腹を割って話そう」をふりかえる 1/2』 松岡 慧悟(k5))
それでは、、、いってみよっ!
「腹を割って話そう」とは
「『働く場所としての企業・地域』について考えよう」がイベントの正式な名称らしい(実はこれ初耳)。
このイベントでは社会人と学生が「働く」とはどういうことなのかを「企業の人間」、「大学の人間」という看板を下ろして、互いに”腹を割って”話す。
それぞれの立場から見える世界、考え方、価値観といった様々なことが見え隠れするから結構おもしろい。
このイベントでは3~4名のグループで30分刻みでトークセッションは進んだ。これを4回ほど繰り返し、最後は最初のグループに戻り振り返りを行う。
大テーマは「福岡で暮らし、働くこと」だったようだが、実はあまりこれについては話していなかったりする(笑)。
ただただフリートークのように話が深まっていった感じだった。
詳しい内容などについては感想を交えながら話していきたいと思う。
今回の感想
今回のイベントは3回目の開催になる。(1回目は1年前の2018年2月15日開催)
実はこのイベントが私自身の成長を図るモノサシにもなっている。
どういうことかと説明すると、1年前の私は初対面の人は苦手だったし、大人(社会人)と話すことがなくて実は困っていた。今ほど楽しんでいなかったのも事実。
ただこの時から一括りに「社会人」といってもいろんな人がいることだけはなんとなく感じていた。
さて、話を戻しますと回数を経るごとにこのイベントに対しての積極性が高まっていっている。今では初対面の社会人でも何のことはなく喋ることができる。社会人の話に面白さも感じてきている。
この一年を通していろんなことをやってきたし、学んできたからこその成果だと感じている。
そういう意味合いで私は成長を勝手に感じている(笑)。
今では話したいことが多すぎて時間が足りないほどだ。さらにもともとが”ひたすら喋りたい癖”があるので相まってタチが悪い。
親切なことに社会人の方は親身になって聞いていただけるので非常にありがたい。
率直な感想としては面白かったという一言に尽きる。
なにが?と問われてしまうと多くすぎて語れり尽くせりなので「色んな価値観や考え方に触れることができたから」という風にまとめておきたい。
次からは、私の学びを整理しておきたい。
「今の子はしっかり考えているね」
「今の子は(働くについて)しっかり考えてるね~。私が学生の時は~(以下略)。」という言葉をトークセッションの中でよくいただいた。
しかし、今回参加している自ゼミ3年生は正直”しっかり”とは働くについて考えてはないないのではないかと思う。
これは卑下しているわけではない。面白いことに不参加の3年生は「インターンや就活」が理由であるからだ。
しかも「就活がしたいか?」という問いかけに対して本日参加していた3年生は誰一人として”Yes!”と答えなかった。
この時期の就活真っただ中のはずの3年生が、である(笑)。
では、全く何も考えていないかというとそういうわけではない。恐らく”生き方”について考えているのだと思う。
以前のライスワークの考え方からライフワークの考え方に移行しているのだと思う。
恐らく考えなくてもよかった(キャリアやお金が基準のため)当時と比べると今は働き方も多様化し、情報多過にもなり考えざるを得なくなっているだけだと思う。
むしろ考えない人たちはいいように利用される時代でもある。
だから考えているかと言われたら考えてはないし、考えていないかと言われたら考えてはいる。少なくとも私はそんな感じ。
つまり生き方にまだ答えが出ていないのが出席した3年生。自分なりの答えがでて行動に移しているのが不参加の3年生だと認識している。
そうすると、しっかりと考えていないのかもしれない(笑)。
自分自身で決めること
私が魅力的だと感じた人の特徴は大きく分けて2つある。
そのうちの1つが「自分の軸を持って決めている」ということである。
そんなの当り前じゃないかと思われる方もいらっしゃるかもしれない。しかし、人生の岐路を選択する際、いやもっと身近な日常生活においても自分で決めるということは簡単ではない。
どこかに行く際、何かを買う際、何かに決める際に人は誰かを頼りたくなり流されやすい。
「あれはやめときなさい、これにしときなさい。あれは悪い、これが良い。」
人はついついこういったことに惑わされる。意思が揺らぐ。人に委ねる。
しかし、魅力的な人はみんな”自分の軸”で決めていた。
たとえ今より労働環境が良くない職場といわれようとも、リーマンショックで景気が悪く安定していなくても、今より田舎の地域だとしても他人に惑わわれることも、委ねることもなく、自分自身で決めて転職、起業、移転を決断していた。
なぜそんなことができるのか。決してブレない”軸”があるからだと話していて気づいた。
ここでの軸とは自分の価値観だったり、考え方だったり、ライフデザインである。
軸があるからブレない。軸があるから自分自身で決めることができる。そして当然ながらその責任を一身に背負う。
ライフワークだ、自分の生き方だと声高らかに叫ぶ私は恐らくその軸がまだない。正確には”ブレない軸”がない。
ひどくもろい。だからブレる、人に委ねる。そして決めることから逃げる。
以前にも話した、「自立の壁」とはここにあるのではないか。
常々ゼミで言われるアントレプレナーシップの根幹もここにあるのではないか。
経営者の仕事は「意思決定を下すこと」だという。
「私」という会社を動かす経営者自信として意思決定が下せない、その軸がないとはいかがなものか。
会社においてそのことが重要なのは創Pにおいて十分学んだはず。そのことを今度は自分自身に生かさなければいけない。
決してブレない軸を持ち、自分自身で意思決定を下せるようにならないといけない。アントレプレナーシップを持つということなのかもしれない。
そのことは自分の生き方にもつながるはず。
私の人生においてのCEOは他でもない自分なのだ。
今回はこのあたりで終わりにします。
これ以上は長くなりなりそうなので、続きはまた次回ということで。こんなに長く書くつもりはなかったのですが・・・(笑)。
それでは、また次回!
(続きはコチラ:『腹を割って話そう』を振り返る ~後編~)
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