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人生初の徳島県で刺激をバシバシ受けてきた


こんにちは!あいでんです。

徳島で食べたご飯は美味しかったなあ。いい人もたくさん出会うことができたし。ご縁て素晴らしいなあ。

そういえば携帯の画面が割れました。ここにきて厄年ならぬ厄月なんだろうと認識しております。気をつけたい。


▷はじめに


昨日から神戸を経由し人生初の四国地方に上陸。そして徳島で一泊し、先ほど福岡に帰ってまいりました。

また、今回は私用で行ったわけではなく出張という形で行ってまいりました。そのため学校側から多少補助をいただけるんですが、その分責任を果たさないといけないなとも感じました。

アルバイトのように労働って感じよりは仕事をしたって感じです。


出張といえどもそんな大層なものではなくて、オロシアムというプロジェクトの企画を徳島にある電脳交通さんにご提案させていただいた次第であります。

プロジェクトの内容については言及ができないのですが、勉強になったお話を今回は書いていこうと思います。


▷最近の「移動」について


単に移動といってもそのための手段はいくつもあります。
ex.)徒歩、自転車、車、電車、飛行機、船etc...

多くの人にとってそれらは手段であり目的ではないでしょう。たいていは移動先に目的があるものです。

そのため最近のトレンドは『移動×〇〇』であり、移動の最適化よりも移動目的(動機付け)の創造が重要だという話がありました。

これらをパッケージングしサービスとして提供するのが”MaaS”という考え方らしい。


そして、面白いことに人の移動はインセンティブ によって簡単にコントロールできるというお話もありました。

例えば、つい先日DiDiタクシーがクーポン券をばら撒いていましたがそれによって(長距離でなければ)タダになるので面白いくらいタクシーの乗車率が上がるようだ。実際にこれを見ている人の中にも普段乗らないのについつい乗っちゃった人がいるのではないだろうか。

そうやってじゃんじゃん販促キャンペーンを行うことによって移動の時間や場所がコントロールできるようになり、やがて交通量のコントロールが可能になり、しかもそこからデ ータを取ることができる、ということをやっているのだとか。

最近ではUber Taxiが福岡での配車サービスがスタートしましたが、ここでも似たようなキャンペーンを行なっています。


さらにこういうインセンティブや販促キャンペーンは人の移動をコントロールしたり、サービスを受け入れてもらうための投資だったりする以外にも、別の狙いがあるんだとか。

それが「ユーザーの独占」です。自社のサービスを使わないとむしろ損だよくらいのインセンティブを提供することでユーザーの独占を狙っている。これはAmazonとかのやり方と同じらしい。

だからもし「移動」において収益を上げることができなくても、移動の先で収益化を図ることができるし、データを活かして何かしらの形で収益化を図ることができるし、まさに『移動×〇〇』なのである。


▷おまけ


こんなにも移動に関する業界が面白いものだとは正直思ってもいませんでした。今はもうむしろ興味津々でもっと勉強したいと思っているくらいです(卒論やれ)。

で、今日の話を聞いていたら、ふとあることを思い出しまして。


そう、当時はこんな壮大なことは全く頭にありませんでしたがSWFというイベントで後輩がこういうこと考えていたんですね。後のゼミのプロジェクトになるわけですが。

このプロジェクト(原型)は『移動×コミュニティ』という印象。コミュニティ内における”以前行きたいと思っていた場所”を選別して目的地を選定することと、そこへ行き着くための適切なルート&要望に合わせたルートのリコメンドをしてくれるという構想。

このコミュニティが自分で選ぶことができるためクローズドコミュニティに近いイメージ。移動の最適化ではなくて移動目的(動機付け)の創造にフォーカスした、まさにMaaS的な考え方だったんですね(当時はそんなこと思ってもいなかったけど)。


そりゃ知見の広い方々は可能性を感じるだろうし優勝するはずですよ。

移動の最適化よりも移動目的(動機付け)の創造が重要、という話はハッとした話の一つでした。


▷おわりに


いろんなものをなくした代わりにいろんなものを得ることができた、そんな旅&出張でした。

せっかくの日曜日と仕事でお忙しい月曜日によくしていただいて本当にありがとうございました。とても刺激のある2日間でした。


実際にお話しさせていただいたのは数名にはなるんですがその数名から伝わってしまう(いろんな意味で)いい会社感をひしひしと感じてきました。

そりゃ村口さんも投資すっべ。

次はちゃんと準備をして、いろんなものから解放された状態で徳島へ行きたいですね。

それでは、また次回!


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