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ポンコツ大学生がバイアスから逃れるためには


こんにちは!あいでんです。

本日、ホリエモンが審査員を務めるピッチ大会に参加させていただいたのですが、それを通して改めて考えさせられたことについて書いていきたいと思います。

それでは、、、いってみよっ!



イベントでの話

そこで私が思ったことを簡単に書いていきたいと思います。ピッチの内容を簡単に説明すると、「宗像市(日の里団地)を圧倒的に子育てしやすい都市にするための提案」というお題でした。

もろもろのツッコみたいところは今は置いといて、当日の話です。実際にプレゼンをされたのは社会人や企業の代表者でした。


ホリエモンがいたということもあったとは思います。しかし、笑えるくらいほとんどの人が自分や企業の事業を説明してばかりで、宗像市(日の里団地)について話す人がいないのです。

いや、企業PRかよっとツッコみたくなるくらいでした。俗にいうプロダクトアウトです。もっとひどかったかもしれません。

これは本日の発表者たちの方々や内容を否定したいわけではありませんが、どうしても、そうじゃないだろと思ってしまいました。

審査員もたびたび指摘していましたが、お題に沿ってたプレゼンではありませんでした。つまり聞きたいことを無視して話しているということになります。

人のことばかり言ってもあれなので、今度は私の話に切り替えたいと思います。



大きな勘違い

以前の記事でも紹介していますが、創Pでは投資家の方々に事業計画をプレゼンし、投資してもらうというというプロセスがあります。
(以前の創Pに関する記事はコチラ:ポンコツ大学生の創P振り返りの件

そのプレゼンにあたって、諸先生方から「投資家が聞きたいこと、気にしていることを伝えなければいけない」と何度も言われました。

私は2年目でもあったので、どこか”わかっているつもり”で聞いていました。

実際、私は今日の今日まで”わかっている気”になっていました。当時は、それよりも自分が不得意と感じているプレゼンの手法について頭を悩ませていました。

構成する際の順序がこれでは逆であることは以前にもお話しした通りです。
(その時の記事はコチラ:ポンコツ大学生は短く話せ!〜前編〜




これは極論ですが、会社概要や経営理念などの説明が全くいらないと考えています。

皆さん、このことに違和感を抱きませんか?
それもそのはず。会社として行う事業のプレゼンをするのにそのコンテキストになりうる会社概要や経営理念の説明がいらないと主張しているのですから。

しかし、念押しも含めて再度言います。必要ありません。

何故そう思うのかについて、次は整理していきます。



何故いらないのか

創P経験者という視点から見ると、後輩たちがどういうビジョンや経営理念を掲げているのかを気にすることは理解できます。

しかし、それを除いて投資家として臨むとするとそんなことあまり気にならないと私は考えます。

なぜならそんなことが聞きたいことではないからです。

聞きたいことはそれ以外の”何をするのか、ホントにできるのか”だということです。言葉通り、事業計画を聞きたいのです。

にもかかわらず、私は必死に経営理念や商品コンセプトについて話していました。

今思い出すと、恥ずかしい限りです。


先ほど言ったのは極論なので、全くいらないというわけではありません。ですが、1枚のスライドに申し訳程度に乗せるくらいでいいと考えています。

それよりももっと伝えるべき、時間を割くべき内容が他にあるということです。

例えば、入試の面接のとき簡単な自己紹介を求められたとします。名前や志望動機を話すことなく、価値観の話や座右の銘などを話し出したらどう思いますか。

「そんな話が聞きたいわけではないわ!」とツッコミたくなりませんか?

そういうことを私はしていたのです。もっと話すべきことは他にありますよね(笑)。


言われてみると至極当たり前のことですが、なかなか気づきにくいことだと思います。どうしても言いたいことと、言った方がいいと思い込んでいることのバイアスで頭をフラットにできないからです。

自分が分かっていると思い込んでいるのもバイアスですよね。私は知っていただけで分かっていなかったのです。


では、どうしたらバイアスを取り除くことができるのか。頭をフラットにできるのか。


本を読むということももちろん効果的ではありますが、モノゴトを俯瞰的に観る力が重要だなと感じました。

これはモノゴトを広く客観的に観るということです。バイアスはモノゴトを狭く主観的に観てしまうことが要因だと思います。だからこそ俯瞰的に観ることが重要だと思うのです。

そうすれば、少なくとも聞いてもない、聞きたくもないことをベラベラと時間をかけて喋るようなことはしなくなると考えています。


そのベースができた上で、以前お話ししたようなプレゼンの手法といったものが初めて役に立つのかなと思います。

どんなにうまく話しても、聞いたこと(聞きたいこと)に対して返答ができていないとすれば、それは無意味同然だからです。

少なくとも私はそんなことをしたくないなと今日のイベントを通して思いました。


今回はこのあたりで終わりにします。
ゼミでやっていることのレベルの高さを実感したとともに、頭の中を整理できる場があるのは良いことだと改めて思いました。

それでは、また次回!

(イベントの内容についてはコチラの記事へ:ホリエモンから学ぶ地方創生の考え方

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