かずや

1998年生まれ。楽しく書いてます! 社会福祉士目指して勉強中。

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  • 文学と言葉のマガジン

    大学で文学を学んだ知見を軸に文学と言葉の可能性を発信するマガジン。言葉によって語られる文学の世界を一緒に冒険しませんか?

  • どうでもいい話シリーズ

    僕の日常の「滑らなくもない話」たちです。

  • 北海道でフィールドワークをやってみた。

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宮沢賢治『銀河鉄道の夜』考察 ー物語論

(この記事はがっつりネタバレをします!「銀河鉄道の夜」を読んでからの閲覧をお勧めします。) 宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』は僕の大好きな童話だ。 童話と言えども子供にはちょっぴり難しい物語だ。ただ僕は子供の頃から、この作品のことは記憶していた。 【汽車が夜空(銀河)を走る】というロマンチックかつ非現実的な事象が子供心に刺さったからに違いない。 いじめられっ子の孤独な少年ジョバンニ。母親は病気で寝たきり。父親は漁に出かけたまま帰ってこない。「星祭」の夜、ジョバンニは母親

    • 僕の人生、専門学校編の始まり。

      慌ただしく新生活が始まった。 3年続けた仕事を辞めて学校に通うことになったので、3月まで一人暮らしをしていたアパートを立ち退いて、実家に住むことになった。 社会福祉士になるために夜間制の専門学校に通っている。 平日は昼間アルバイトをして、バイト終わりに学校に行くという1日を過ごしている。土曜日は朝から夕方まで授業。日曜日は唯一の休み。 この1週間を卒業まで1年繰り返す。また実習期間もあり、実習期間中はアルバイトをする余裕が一切ないらしい。なかなかハードな一年になりそうだ。

      • やりたいことが決まった。

        社会人になって3年目。 3年までの雇用期間なので、3月末で仕事を辞める。 もうすぐだ。 僕が辞めることは会社全体が知っているため、色んな人から4月からどうするん?と聞かれた。 「学校に行きます。」 4月からどうしようかずっと考えていた結果、学校に通うことになった。 大学生の時は文学を読んでいてばかりで、資格の一つすら得る努力をしていなかった。将来の役に立つものを得れなかったので不安だった。 こんな何も持っていない自分が生きていけるのだろうか。 そんな不安を抱えながら、専門学

        • 年末の日記。

          今年の最終出勤日。 仕事が全然ひと段していない状態で休みに入り、沢山の仕事が1月に持ち越されたので年の瀬気分をあまり味わっていない。この日は何となく外で食べたい気分だったので仕事終わりにCoCo壱でカレーを食べた。 年末年始の今んところの主な予定を立ててみた。 ・友達とご飯を食べに行く。 ・実家に帰って多分お餅を食べる。 ・髪を切りに行く。 ・部屋の掃除。 いつもの休みとあんまり変わらない。 すごく旅行に行きたいけどお金がないから余裕がない。 このままどこにも行かず家で連

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        宮沢賢治『銀河鉄道の夜』考察 ー物語論

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          文学は異世界への旅だ。

          昔から物語に触れることが好きだった。 小説を読んでいる間はこの冴えない現実を一旦放っておいて物語の世界に没頭することができる。 小説家の森見登美彦さんが何かのコラムで書いていた、 「文学は異世界への旅」だと。 大学生になってから小説を読むことが習慣になり、社会人になった今でも欠かさず小説を読むのだが、小説を読むことの意義は何であったかと思い出そうしていたときに森見先生のこの言葉を読んで腑に落ちた。 本を開けば、そこには作者の言葉で構築された物語の世界があって、ことばで表現さ

          文学は異世界への旅だ。

          平凡なゴールデンウイークの記録

          僕にとってのゴールデンウイークは本日6日までとなる。 一人暮らし社会人の連休の過ごし方として、誰かの参考になったら嬉しいし、参考にならなくても読んでくれたら嬉しい。 この前、万城目学さんの小説「鹿男あおによし」を読んで、物語の舞台である奈良に行きたくなった僕は、5月4日の自分の誕生日に彼女と一緒に奈良へ出かけた。 24歳になってようやく出来た初めての彼女だ。 去年、「25歳になるまでに彼女をつくる」という目標を掲げて、色々頑張って、なんやかんやで3月下旬に付き合うことになっ

          平凡なゴールデンウイークの記録

          社会人3年目の春。

          春になった。アパートから出て最寄駅まで歩いている途中、自転車に乗っている小学生が橋の上で停まって何かを眺めている。そして前を向いてニッコリとした表情で自転車を漕ぎ始め、その場を去っていく。 小学生が見ていた方向を見ると川沿いに大きな桜の木が並んでいた。確かにそれは立ち止まるほど綺麗だった。 社会人になって3度目の桜だ。京都の桜シーズンは終わったが、最近までは町の至るところで桜が見れて歩くのがとても楽しかった。 ポケットからイヤホンを取り出してコブクロの「桜」を聴きながら仕事

          社会人3年目の春。

          家に帰り溜息をつく。

          溜息をつくのが好きだ。 仕事中、ミスが発覚してまた一から書類を作り直すことが決まったとき、「はぁ」と溜息が出た。 もちろん溜息をしようと思ってしたのではなく、体から勝手に息が漏れてしまったのだ。 周りにも聞こえるほどの溜息だったようで、上司は「えっ!」と反応していた。一瞬上司の雷が落ちるのではないかと冷や汗をかいたが、セーフだったようだ。ふとその隣に視線を移すと優しい先輩がマッハでパソコンをカタカタしていた手を止めて、心配そうにこちらを見ていた。 この日から僕は職場で溜

          家に帰り溜息をつく。

          がんばらない日。

          朝(昼)起きて、歯を磨いたあと速攻で食パンをトースターにぶち込む。 その間にお湯も沸かしておき、スティックのカフェラテを用意する。 休みの日は午前に予定を入れておかないと起きる時間が遅くってしまう。 目が覚めてスマホで時間を確認するたびに自分のだらしなさにうんざりする。 YouTubeを見ながら焼き上がったチーズトーストを食べる。 ただのチーズトーストではない。ベーコンものっているチーズトーストだ。戦法として薄っぺらいベーコンをはじめにのせる。薄っぺらいベーコンは焼けると変

          がんばらない日。

          一人旅で瀬戸内の男木島に行ってきた。

          年が明けた。 金券ショップで青春18切符残り3回分を買い、 しみったれたアパートの一室から飛び出して香川県の男木島まで行くことにした。 昼間に京都駅を出発、大阪、神戸と通過していく。 途中、明石海峡大橋を見たいがために明石駅で途中下車をした。 それにしても年末年始はどこも人がいっぱいだ。 そして夜18時頃、高松駅に到着。 京都から高松まで青春18切符で4時間半ぐらい。 青春18切符の旅で、関西から四国は遠すぎず、それでいて近場でもないから旅感もしっかり味わえるのでおすすめ

          一人旅で瀬戸内の男木島に行ってきた。

          2022年の自分をなんとなく振り返る。

          久しぶりにnoteを書くが書き方がてんで分かんない。 とりあえず文字を起こしてみる。 今年最後の出勤日、納まっていない仕事をひとまず一応納めた僕は自分のデスクをいつもよりきれいにしてから、1人殺伐としたアパートに帰った。 ひっそりと長い休暇に入る・・・。 年末年始は誰とも会う予定がないので、また1人で生産性のない旅にでも出かけようと思う。実家には帰ろうかな、なんてことを考えながら今年を振り返ってみた。 2022年も案の定、特に大したことを成すことは出来なかった。 けれど

          2022年の自分をなんとなく振り返る。

          行きたいところがたくさんある。

          一人で自分の住む町から抜け出して遠くの場所に行くのが好きだ。大学生になってから一人旅の楽しさに気づき、社会人になった今も連休が取れた時なんかは自分の住む京都から脱出して、現実から逃避する。 僕はまだまだ行ってみたいところがたくさんある。 国内の離島にも行きたいし、海外にも行ってみたい。インターネットで行きたいところの画像を眺めるだけでも、ワクワクする。 この先の人生もまだまだ楽しい。 もうすぐ冬のボーナスが入るので、そのお金で年末年始はどこかに行く予定だ。お金の余裕は全く

          行きたいところがたくさんある。

          早起きをしたら人生が変わり始めた。

          最近、少しづつだが早く起きれるようになった。 今まで休日は12時に起きたりして自己嫌悪に陥るのが自分の日常だった。 仕事の日はスマホのアラームと目覚まし時計を両方セットして確実に自分が遅刻しないシステムを築いていたが、そのシステムを休日にも取り入れてみたのがきっかけだ。 早く起きると、その時間を使って出来ることが格段に増える。 部屋の掃除や洗濯などのやるべきことを早めに済ませたり、 本を読んだり絵を描いたりと自分のやりたいことが出来る時間を増える。 布団の中で日中ゴロゴロ

          早起きをしたら人生が変わり始めた。

          特に予定がない日。

          今日もお昼に起床した。 友達が少なく、恋人もいない自分は休日誰かと会うという予定はたまにしかない。 1人の時間をそこそこ楽しんでいる。 アパートを飛び出して電車に乗って、流れる車窓の風景をカメラに収める。 季節は秋の真ん中となり、冬の気配がし始める。 治安が悪いこの町にも少しは住み慣れてきた。 お金がない僕は交通費を節約したいので、休日も通勤定期圏内に移動してプライベートの活動を実行する。 活動といえど大したことは何にもせず、小説を少し読んだり、noteを書いたりしている

          特に予定がない日。

          一人暮らし社会人の休日前の夜。

          昨日の夜、仕事を終えて家に帰ると22時をとっくに過ぎている。 とりあえずシャワーを浴びたいところだが、さっきコンビニで買ったアイスを食べながら、 YouTubeを閲覧する。 アイスを食べ終わった後、ベッドの上に移動して引き続きYouTubeでお笑い芸人の漫才を見続ける。 気がついたら2時間ぐらい眠っていた。 時刻は深夜1時。 はあ、またいつものパターンだ。 まだシャワーを浴びていない。 速攻でシャワーを浴びにいきたいところだが、 イヤホンを取り出して音楽を聴き始めた。

          一人暮らし社会人の休日前の夜。

          牛丼屋にて

          休みの日。1人孤独に都会の中をふらふら買い物をしたあと、お腹が減ったので牛丼チェーン店、松屋の中に入っていった。 牛丼屋ならリア充が出没しないので安心である。 券売機でメニューを選び電子決済で支払いを済ませた後、 ポツンとカウンター席に座る。 店内は自分と同じく1人の人が多い。 しばらくして牛カレーが運ばれてきた。 カレーを頼んだ場合でも味噌汁が付いてくるのは嬉しい。 松屋は大体五百円ぐらいで済むし、自炊をするのが面倒なときのために、細々と一人暮らしをしている自分にと

          牛丼屋にて