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一人旅で瀬戸内の男木島に行ってきた。

年が明けた。
金券ショップで青春18切符残り3回分を買い、
しみったれたアパートの一室から飛び出して香川県の男木島まで行くことにした。

昼間に京都駅を出発、大阪、神戸と通過していく。
途中、明石海峡大橋を見たいがために明石駅で途中下車をした。
それにしても年末年始はどこも人がいっぱいだ。

そして夜18時頃、高松駅に到着。
京都から高松まで青春18切符で4時間半ぐらい。
青春18切符の旅で、関西から四国は遠すぎず、それでいて近場でもないから旅感もしっかり味わえるのでおすすめ。

今夜は高松のビジネスホテルに泊まり、明日の午前に男木島に向かう予定だ。

次の日、ビジネスホテルの妙に旨い朝食をたらふく食べたあと、チェックアウトして駅近くにある高松港まで歩いた。

今回お世話になるフェリー「めおん2」

船代は高松港から男木島まで片道550円、往復の1100円を払ったあと、少し時間があるのでコンビニのカフェラテを飲みながら海を眺めた。アートで有名な瀬戸内ということで、高松港のシンボルっぽいアート作品が佇んでいた。

高松港

フェリーに揺られること40分、途中女木島に停まったあと男木島へ着いた。女木島にも寄りたかったが、今回は時間がないので本来の目的地である男木島のみにする。

男木島についてすぐ男木島交流館があった。
ここで島内の全体地図をゲット。荷物を預けることもできる。

男木島は平地が少なく、島内の移動手段は徒歩。
レンタルサイクルはない。
けれども離島をゆったりと歩くことで離島の良さに気づくことができる。
イヤホンを外して島の音を聴きながら歩いた。

豊玉姫神社に着いた。
ここは島内でおすすめのビュースポットで社と一緒に海が見れる希少な神社。そして猫島とも呼べれる男木島、特に豊玉姫神社は猫ちゃんに出会える可能性が高い。3匹ぐらいの猫ちゃんと出会って、1匹の人懐っこい猫ちゃんが神社のてっぺんまで連れてってくれた。

猫と梅。

もう一つの男木島のメイン観光スポットである男木島灯台まで歩く。
灯台のすぐそばは瀬戸内海で、絵本に出てきそうな美しい風景だ。


灯台の中には入れないので、下から眺めた。
ちっこくてかわいいかんじの灯台だった。

京都からはるばると男木島まで来て何をするのかというと、特に何もしない。
自分のことを知っている人が誰もいない遠い場所に来ると、それだけで気だるい日常の枠から飛び出して、とても自由で開放的で気楽な気分になる。世界の端っこまで来たかのように感じる。


高松駅

そして高松駅に戻ってきた。最後に高松駅の近くのうどん屋でうどんを食べた。べらぼうに旨い。うどんの写真とるの忘れた…。

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