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特に予定がない日。

今日もお昼に起床した。
友達が少なく、恋人もいない自分は休日誰かと会うという予定はたまにしかない。
1人の時間をそこそこ楽しんでいる。
アパートを飛び出して電車に乗って、流れる車窓の風景をカメラに収める。
季節は秋の真ん中となり、冬の気配がし始める。
治安が悪いこの町にも少しは住み慣れてきた。

お金がない僕は交通費を節約したいので、休日も通勤定期圏内に移動してプライベートの活動を実行する。

活動といえど大したことは何にもせず、小説を少し読んだり、noteを書いたりしている。最近は1人の時間をもっと豊かなものにするために最近は奮発してカメラを購入した。

今日は給料日だが心は晴れやかでない。少ない給料と絶望的な貯金額からどうやって生活をやりくりするかを考えたり、将来のことを考えたりしている。時々心の中がどんよりする。

来月の年末年始は現実逃避のために1人でどこか遠くに行く予定だ。ただそんなお金があるのだろうか。そんなことを繰り返し考えているうちに今日もあっという間に終わっていくのだろう。
カメラを覚えたり、絵を書いたりとやりたいことや行きたい場所はたくさんあるのに消化しきれていない。休日も早く起きればもっと変わるだろうにそれが出来ない。

そんなかんじでだらしなく生きている僕だが、自分で働いたお金で死なずに生き延びている。
少しづつだが自分のペースでやりたいことをやっている。
ちょっとづつ前に進んでいる。この先のやってくるはずの希望のためにまだ僕は死ねない。


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