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神様にもらった弟

神様にもらった弟


<その1>私には、自慢の三人の子どもがいる。花子、太郎、次郎だ。誰にも覚えてもらえるように、誰からも愛されるように、昔話に出てくるような、一度聞いたら忘れられない名前にしようと決めていた。
花子が生まれたのは1990年8月のこと。生まれてみたら、かわいくて、かわいくて、びっくりしてしまった。こんなかわいいものが、私のところにやってきてくれたことが、しあわせで仕方なかった。無我夢中でかわいがった。

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今年も開催!「2020年ブラジル・ディスク大賞」 本日より投票スタート!

今年も開催!「2020年ブラジル・ディスク大賞」 本日より投票スタート!

 多彩なブラジリアン・ミュージックをJ-WAVEから発信、放送32周年を迎えた [NIPPON EXPRESS SAÚDE! SAUDADE...] (日曜17:00〜17:54)が、創刊68年を迎えた今年、web版で新たにスタートした、世界の音楽情報誌「月刊ラティーナ」と共同主催するブラジリアン・ミュージックの年間アルバム・アウォード「2020年ブラジル・ディスク大賞」。

 2019年11月〜

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Blue Noteって何?知っているようで知らないブルーノートのレコードの世界

Blue Noteって何?知っているようで知らないブルーノートのレコードの世界

あなたはBlue Noteという言葉を聞いたことはありますか?

世代にもよりますが、「聞いたことがある」という方は多いかもしれません。同じ名前の有名なジャズクラブがありますが、中古レコードにおいてブルーノートといえば、それは1950年代から70年代を中心にジャズの歴史上 数多くの傑作と呼ばれる作品を残したアメリカのジャズレーベルのことです。

ご自宅にブルーノートのレコードを持っているという方も

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楽器のように歌う21世紀のジャズ・ヴォーカリストたちと Introducing マイケル・マヨ with PLAYLIST

楽器のように歌う21世紀のジャズ・ヴォーカリストたちと Introducing マイケル・マヨ with PLAYLIST

マイケル・マヨ(※Michael Mayo 発音的にはマイケル・メイヨかもしれない)というヴォーカリストの声を初めて聴いたのはおそらくネイト・スミスの『Kinfolk : Postcard from Everywhere』だっただろうか。ちょうど、その頃、黒田卓也とどこかで雑談していた時に「最近NYだとマイケル・マヨってヴォーカリストがすごくて話題になっている」って話をしてくれたのを薄っすら覚えて

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