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人事は戦略

前回、人事の結果は、「イノベーティブなリーダーを『特定』し『登用』し『価値を創造』し『四方よしを実現する』ことで『体現される』」と申しあげました。またハードルを上げてしまいました、、、、

今回は「人事」と「戦略」について考えてみたいと思います。

「なんか固いなあ」

「戦略って中期経営計画のこと?」

「そもそも机上の空論だよね」

と思われるかもしれませんが(私もそのひとりでした)、今では私は「戦略≒イノベーション≒経営」だと結構本気で思っています。

なぜか? その理由は「どこで戦うか(戦場)」「何で戦うか(戦力)」を「絶えず考えて」「絶えず適応変化」させて「共感を得て」「価値を創造」することが会社の活動だからです。

つまり「戦略」を「考える」のは「ヒト」ですから、「誰が考えながら率先するのか」という視点が大変重要になります。

「率先者を特定すること」と「戦略を遂行(決められた道を突っ走るということではない)すること」は「コインの裏表」のような関係で2つがあって実現の要件が初めて整うことになります。

ところが、人事は意外にも「戦略ほどには練られずに」「なんとなく決まる」ことがままあるのではないでしょうか?

人事実務の提供価値は、手間暇をかけてあらゆる角度から情報を集め、論理的・合理的・確率論的な整理を行い、戦略の率先者(≒イノベーター)を複数の候補者から特定できるようにすることにあると思います。

先の読めない今だからこそ戦略であり、かつ「人事は戦略そのもの」だと思うのです。みなさんはどう思われますか?




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