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読書会報告④~2月の読書会~

お久しぶりです。今月の読書会は、天候も良く、寒さも落ち着いた日だったので良かったです。

2月の読書会で紹介された本は、

①『畜犬談ー伊馬鵜平君に与えるー』太宰治(著)

②『法哲学』平野仁彦・亀本洋・服部高宏(著)

③『赤松健の国会にっき』赤松健(作)

以上の3作品です。

①『畜犬談ー伊馬鵜平君に与えるー』は、犬嫌いの男(作家)と犬とのお話です。太宰治らしい、皮肉とユーモアたっぷりで読みながら笑ってしまうのですが、話の最後にかかるにつれて、状況が一変していきます。そこで、作家が放った言葉にやられました。まさか、この話の展開で泣くとは…。「太宰治は、面白いよ」と教えてもらってから、短編を何作品か読んだのですが、本当でした。ぜひ、皆さんにも読んでいただきたい作品です。

②『法哲学』の紹介では、裁判員制度ができたことで、誰でも裁判員になる時代になってきた。そこで、もう一度「法律とはなにか」を皆で考えてみる機会をとりませんか?という投げかけで紹介して頂きました。

私事ですが、来年度の裁判員に選ばれまして…。必要があれば裁判所に行かなければならないのです。感情に左右されずに、量刑を判断することなんてできるのでしょうか…。ぜひ、勉強する機会を作って欲しいです。(切実)

③『赤松健の国会にっき』では、漫画家の赤松健さんが国会議員になったことで、国会の様子や議員としての仕事を漫画にした作品です。この作品をもとに、「国会議員とは何を仕事にしているのか」について話し合いました。国会議員になったいじょう、どのような政策をしていくのか注目していきたいと思います。

2月の読書会は、このような感じでした。

来月は、暖かくなっているといいですね。楽しみにしています。

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