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【映画レビュー】「ある男」

注意:本エントリーには、ネタバレを含みます。

本日も読んでいただきありがとうございます!
今回は、「ある男」という映画を見たのでレビューしていきます。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それでは行ってみましょう!


どんな映画?

夫・大祐を事故で亡くした谷口理枝は、葬式の時に訪れた義兄から、弟ではないと伝えられる。谷口理枝はかつて依頼した弁護士の城戸章良に夫・大祐の身元調査を依頼する。
城戸は、大祐の身元調査を始めるが、そこには大祐の意外な事実を知っていく。


誰が出てるの?

弁護士の城戸章良役に妻夫木聡さん、依頼人の谷口理枝役に安藤サクラさん、夫の谷口大祐役に窪田正孝さん、その他にも柄本明さん、真木よう子さん、清野菜名さん、眞島秀和さん、小籔千豊さんなど豪華なキャスティングがされています。

主人公が変わる

序盤は谷口理枝が大祐と出会い、家族となっていく過程が丁寧に描かれていきます。前情報がなければ、このまま二人の生活をベースとした映画になっていくと思わせるほど丁寧に描いています。

ただ、弁護士の城戸章良による大祐の身元調査が始まると、いつの間にか主人公が城戸に移っていることに気がつきます。

最後まで気を逸させない展開

見始めは、夫が別の身分を持っている人だということがわかり、身元調査を開始するということで、推理物か、サスペンスものかと思いながら見るのですが、大祐の出生の秘密、城戸自身の話、城戸の家庭などが明らかになるにつれ、結末がわからなくなっていきます。

この映画では、先にも述べたように、谷口理枝が大祐と結婚するまでの過程を含め、大祐の身元調査、時折挿入される城戸自身の話などが丁寧に描かれていくため、見ている側が情報を処理しつつ、結末を考えていく余裕が与えられ、結果最後まで目が話せない映画に仕上がっています。

あなたはどう思うのか?

人は誰でも生まれながらに与えられてものがあります。
それは自分の能力、才能、兄弟、親、親の持つ地位やお金などがそれにあたりますが、それに不満がなければそれでいいと思いますが、それに不満があり、どうしてもそれから逃れたい時にどうするか?
ということが問われる内容になっています。

自分がどれほど努力してもそれから逃れられないとしたら、果たしてどうするのが正解なのか?

ぜひ一度見ていただけるといいと思います。

今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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