毎年12月になると、「今年一年、実はそんなに学んでないのでは?」「少しも成長してないのでは?」との思いに肩を落とし、暗澹とする。アメリカに留学していた2019年の12月は、そんな気持ちがスカッと晴れ、光明が差す思いをした。「アメリカの外交政策」という授業で、Walter Russel Mead著の “The Paradox of American Democracy Promotion (アメリカの民主化支援というパラドックス)”という記事を読んだ時のことである。
一朝一
Building Bridges and Community Day
2019年の秋、留学していたアメリカの大学(Centre College)で、"Building Bridges and Community Day" という、先生、職員、学生が各々のパッションや経験を共有し語り合うイベントがあって、そのセッションの一つを持つことになった。自分が開いたセッションでは、自分や他の日本人の留学経験や考えを発表し、ディスカッションする内容にした。積極的な参加と自己主張が求めら