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くりす就活辞めるってよ#12~僕は自分を改革しなければならない~

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第1回(ストーリー仕立て)→

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8月からの3か月間はあっという間だった。

ホテルのフロントマンを経て、8月下旬からの1カ月間、いなフリに参加しフリーランスデビュー。

2週間ほど大学へ戻り、10月上旬からはアドレスホッパーとして、飛行機、バス、電車、車、新幹線とあらゆる交通手段を活用しながら、日本各地を転々としていた。

11月に入り少し落ち着いたので、ぼちぼち怒涛の3カ月を頭の整理がてら振り返りたいと思う。
今回は「今考えている事について」

本来なら最初のきっかけである「田舎フリーランス養成講座」から、心境の変化や出来事も振り返りたいところだけど。

いかんせん、将来に関わる脳内整理が最優先なのだ。


価値観と劣等感

僕は将来について行動するとき、楽して生きていくにはどうすれば良いかを追い求めてきた。

就活をしていたとき、就活を辞めて住み込みアルバイトをしているとき。
フリーランスとして活動を始めたときも、アドレスホッパーを始めたときだってそうだ。

「どこでなら豊かに生きられるか」
「自分が満たされ、自分を無理なく生かせる場所はどこか」

ずっと探していた。


しかし、行動をすればするほど、人に会えば会うほど、人と話せば話すほど、自分の力不足をひしひしと感じた。

もちろんそれは稼ぐ力だとか、人生経験だとか、コミュニケーション能力もあるけれど。

多くの人が持っていて、自分にないもの。

一番は「自分に対する自信」「その方向に進んでいく意志」「自分の選択に対する責任感」「必要な人に頼る」といった【選んだ道を正解にするという執念や覚悟】だった。


自分で自分を信じられない以上、豊かに生きられるはずがない。

ここが自分に合っている場所なのだろうか、
この道で正しいのだろうか、

いつも不安だったのは自分を信じられないからなのだ。


つまるところ、はっきりしていることは、今の自分のままだと
「自分で自分の存在価値を否定し続ける」
「いつまでたっても自分で自分の居場所を消し去ってしまう」
ことである。


これを読んでいる優しい人はきっと、「そんなことないよ」「いいところはたくさんある」と言ってくれるし、僕も内心そんな言葉を求めている気もする。

だけど、痛み止めは治療薬じゃないのだ。

しばらく経てば傷口は痛みだすし、そのたびに痛み止めを処方してもらうのはしんどい。

だから僕は「何も持っていない自分」を治療しなければならない。

いや、「しなければならない」というより「したい」のだ。


できることを増やすために

「苦痛が少なく生きていきたい」という軸は変わらない。
これだけは間違いない。

今までの人生を通して自分のメンタル強度、できないことに直面したときの半端ないストレスは把握している。

だけど、今の自分にとって楽なことの範囲が狭すぎる。
多少苦しくても、これから楽をするために楽なことの範囲を広げていくべきだと思う。


具体的な方法もアプローチの仕方もまだ分からない。

就職をするなら一度挫折した就活に取り組まなければならないし、
就職しないのなら今以上に腹をくくらなけばならない。


何も出来ないと思っていた就活中の自分。
何も出来ないなりの生き方を探していた自分。

これじゃダメだとやっと向き合い始めた自分。

やっと前に進める気がする。

これからの1か月、半年、1年。

どのくらいの期間かは分からないけど。
物凄く悩み、今まで以上に苦しむ時間を過ごすのだろう。

「良薬は口に苦し」なのだから。


それでも、すべてを諦めて何も考えずに生きていくのは嫌なのだ。


続き↓(このあたりから少し繋がりに欠けてきます)




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