カトウ

心地よい生き方を模索中の新卒フリーランス。 「くりす」という名でエッセイを書いていまし…

カトウ

心地よい生き方を模索中の新卒フリーランス。 「くりす」という名でエッセイを書いていましたが、本名にしました。お問い合わせ・ご相談はTwitterまで

マガジン

  • くりす就活辞めるってよ。

    21卒就活を辞めました。 自分の幸せを探す旅の道中。 「自分らしさ」を求めて、ゆっくりと前進します。

  • 拝啓~大切なあなたへ~

    旅の道中で出会った大切な人へ。 協賛「想いを伝えるギフトカレー『Letter』」 https://kobeletter.official.ec/items/36678780

  • 良作エッセイ

    自分の中では、よく書けたと思うエッセイをまとめています。 自己満足です。

最近の記事

「お金」という名の呪い~フリアコを終えて~#15

このマガジンでは就活を投げ出した21卒の新卒フリーランスが将来どうしたいのか、どうありたいかを考える過程を記録しております。 あわよくば、読んでくれている方に何かしらの好影響を与えられたらと。 よろしくお願いします。 前回↓ ストーリーの第一話 __________________ ゲストハウスのフリアコをこなしながら、空いた時間でフリーランスの仕事をこなす日々。 2か月というのはあっという間だった。 そんな一瞬で過ぎ去った生活の中でも、感情の揺れ動きはしっかりと刻ま

    • フリアコを始めた目的 #14

      前回~ ・あるゲストハウスでの出会いがきっかけでフリアコに興味を持つ ・とりあえずやってみるかの精神で関西のゲストハウスに問い合わせを行う ・特に行く宛てもなかったので、採用前にも関わらず関西へと飛び立った 前回の記事↓ 「いつから来れるの?」 採用前に現地に向かってのオンライン面接。 だめならだめでそれから考えようと思っていた。 そんな中、軽い挨拶の後の第一声がそれ。 「志望動機」や「ガクチカ」ほど堅苦しいものではなくとも、 「なんでフリアコがしたいのか」や「年

      • お知らせと決意「Letter」公式アンバサダー就任

        「フリーランスとして頑張ろう」と決めた日から、裏アカの如くコソコソと書いていた日記のような、エッセイのようなこのnote。 再び表舞台に現れる日が来てしまった。 というのも「想いを伝えるギフトカレー『Letter』」の公式アンバサダーに就任することになったからである。 Letterとは簡単に説明すると、「メッセージ付きで贈れるギフトカレー」のことだ。 手紙をコンテンツの一つにしているこのnoteとはすこぶる相性が良い。 現にLetterのアンバサダーを打診されたとき

        • 入社式前夜の新卒フリーランス#雑記

          3月31日。タイムラインに流れてくる言葉の数々。 「明日から社旗人頑張ります!」 「明日から働く実感ねー」 「あー、働きたくねえ」 内定後、ばりばりインターンをこなしていたあなた。 遊び呆けていて留年が心配されていたあなた。 部活に打ち込んでいたあなた。 突飛な経験はしていないだろうけど、日々の大学生活を楽しんでいたであろうあなた。 今はすっかり疎遠となってしまった 画面の向こう側にいるあなたたちはどんな感情なのだろう。 不安?期待?ワクワク?緊張?絶望?無?

        「お金」という名の呪い~フリアコを終えて~#15

        マガジン

        • くりす就活辞めるってよ。
          20本
        • 拝啓~大切なあなたへ~
          3本
        • 良作エッセイ
          6本

        記事

          フリアコを始めたきっかけ~くりす就活辞めるってよ~#13

          前回こちら↓ ストーリーの初回はこちら↓ __________________ 「フリアコ=フリーアコモデーション」 ~主にゲストハウスで掃除などをする代わりに滞在費が無料になるやつ(雑説明)~ ⚠️前回何を書いたのかも忘れているので、連載にしては飛んでしまっているかもしれません。 ~ 「アドレスホッパー」になってから7ヶ月が経った。 正確には去年の3月から数えて 東京→北海道(実家)→東京→北海道(一人暮らし)→住み込み農業→住み込みホテル→千葉→北海道(一人

          フリアコを始めたきっかけ~くりす就活辞めるってよ~#13

          明日の承認を信じて今日も生きる

          2000字のライティングを終え、 ふぅ、と息を吐いた。 達成感を得る前に、ドキュメントを確認しクライアントに共有する。 以前よりは執筆スピードは上がったけど、苦痛は減ったけど、まだまだだ。 やらされている感が拭えない。 不労所得が手に入ったら今すぐ投げ出して、二度とクラウドソーシングなんて開かないのだろう。 …だけど、習慣になっているから開くのかもしれないな。 そんなくだらないことを考えていると、 「トゥードゥン!!!!!」 チャットワークの不快な通知音が耳に届く

          明日の承認を信じて今日も生きる

          日記~過去への訪問(2021.01.18)~

          ふと日記を書こうと思いたち、こうして文章に綴る。 いつまで続くか分からないけど。不定期かもしれないけど。 せっかくだから毎日の出来事と思考を発信してみようと思う。特に意味はない。ただ、こうやって黒歴史は増えていくんだろうなあ、とは思っている。 だけどなぜか公開したいので公開する。 ルール ①検閲なしで頭の中を書き出す。 ②書きたいときに書く ③時間と文字数の記録 ④タイトルは「日記~○○~(〇〇年何月何日)」。最後に決める。マガジンにする ⑤1時間以上かけない、趣味の範

          日記~過去への訪問(2021.01.18)~

          拝啓・僕を気にかけてくれたあなたへ

          拝啓 今年も早いもので、慌ただしい年の瀬を迎えようとしています。 いかがお過ごしでしょうか。 私にはあなたと出会った夏の日が、つい昨日のように思えてなりません。 その節は大変お世話になりました。 あなたと出会えた感謝を手紙に綴らせていただきます。 ~ あなたと初めてまともに会話をしたのは某スクール卒業の日。 スクールの参加者たちで、1か月間の労いと新たな門出を祝った日。 それは卒業パーティーが終わった後の海辺。 浜風が吹き乱れ、夏にしては少し肌寒い夜のこと。焚火

          拝啓・僕を気にかけてくれたあなたへ

          自分エネルギーとやりたいことについて

          ※アナザーストーリー的なやつ。 マガジンにはまとめていますが、ストーリーとしてまとまらず、#〇話にはいれておりません。 ストーリーの初回はこちら↓ __________________ この一週間で自己理解というものが進んだ。 嫌いなこととか、自分の性質とか、これから何をしていきたいのか、とか。 「そうか!自分が進むべき道はこっちだったのか!!!」 目の前の霧が晴れたときの快感はもうたまらなくて。 何を迷っていたのかすら分からなくなってしまった。 自分を理解する

          自分エネルギーとやりたいことについて

          「まだ若いんだから」と言われなくなる前に

          時間の流れと共に、 徐々に焦りが込み上げてくる。 こうしている間にも まだ見ぬ明日に近づいているのだ。 時間は僕らを待ってはくれない。 ーーーーーーーー 「若いなあ」 最初にこの言葉がかけられたのは大学に入学した直後だった気がする。 地域の社会人で構成されている人狼サークルをTwitterで見つけ、アポ無しで飛び込んだとき。 初めて、 「○○中学校出身」や「○○高校野球部」という肩書きなしに「ただ人狼が好きな人」として 「1人の人間」として飛び込んだ。 当時の

          「まだ若いんだから」と言われなくなる前に

          くりす就活辞めるってよ#12~僕は自分を改革しなければならない~

          前回→ 第1回(ストーリー仕立て)→ ___________________ 8月からの3か月間はあっという間だった。 ホテルのフロントマンを経て、8月下旬からの1カ月間、いなフリに参加しフリーランスデビュー。 2週間ほど大学へ戻り、10月上旬からはアドレスホッパーとして、飛行機、バス、電車、車、新幹線とあらゆる交通手段を活用しながら、日本各地を転々としていた。 11月に入り少し落ち着いたので、ぼちぼち怒涛の3カ月を頭の整理がてら振り返りたいと思う。 今回は「今考

          くりす就活辞めるってよ#12~僕は自分を改革しなければならない~

          拝啓~大人な振る舞いを教えてくれたあなたへ~

          拝啓 8月に入り、ようやく時期相応の気温となってまいりました。いかがお過ごしでしょうか。 さて、農業アルバイトを終えて1か月が経とうとしております。 その節は大変お世話になりました。 改めまして、感謝申し上げます。 あなたに出会えた感謝と教わったことの反芻を兼ねてお手紙を書かせていただきます。 ~ あなたのキャリアは料理一筋。 農業アルバイトに来る前は、繫忙期の観光地で料理人をしていたとおっしゃられていましたね。 「今年はコロナでホテルが開けられないから農業に来

          拝啓~大人な振る舞いを教えてくれたあなたへ~

          拝啓~昭和感の溢れるおやじへ~

          拝啓 夏の訪れを謳歌するような蝉時雨の季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 さて、農業アルバイトを終えて3週間が経とうとしています。 あなたには大変かわいがっていただきました。 この手紙があなたに見つからないことを願って、キーボード上で指を走らせます。 まず、あなたには大変かわいがっていただきました。 その節はどうもありがとうございました。 入寮初日。どこの馬の骨ともわからない、無知な学生にあなたは酒と料理を振る舞って下さりました。 寮のこと、仕事のこと

          拝啓~昭和感の溢れるおやじへ~

          【#11】くりす就活やめるってよ~ホテル運営の駒となって思うこと~

          前回→ 第1回(ストーリー仕立て)→ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー フロントマン生活、スタート~7月16日~私は山奥の温泉街にある、宿泊施設へとむかった。 目的はアルバイト。 年末年始にリゾートバイトでお世話になったつてで、フロントとして採用していただいた。(年末年始はレストランだった) ここでは生活費がかからない。そのため効率よくお金を貯めることができる。今後の活動資金を貯めるには最適な環境なのだ。 もちろん、それが一番の目的ではないが。 一か月の

          【#11】くりす就活やめるってよ~ホテル運営の駒となって思うこと~

          【贈与とか愛の話】くりす就活辞めるってよ~農園にて最終章~#10

          どうも、くりすです。 このマガジンでは就活から逃げ出した21卒大学生が将来どうしたいのか、どうありたいかを考える過程を記録しております。 みなさんに何かしらの好影響を与えられたらと思っております。 よろしくお願いします。 前回↓ 第1回(ストーリー仕立て)↓ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 贈与は幸せ~7月8日~今日は日頃の感謝を込めて、寮の人に1本ずつお酒をプレゼントした。 「あの人はいつも同じビールを飲んでいるな。たまには違う種類のビールを飲んでみ

          【贈与とか愛の話】くりす就活辞めるってよ~農園にて最終章~#10

          【#9】くりす就活辞めるってよ~農園にて③~

          どうもくりすです。 このマガジンでは21卒大学生が就活から逃げた後の物語を記録しております。 よろしくお願いします。 前回↓  第1回(ストーリー仕立て)↓ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2020年7月13日、三週間の農業アルバイトを終えて帰ってきた。 時間がなく、なかなか更新はできなかったが、人に恵まれて良い時間を過ごせた。 メモをもとに振り返りたいと思う。 7月1日~13日の総括時間なんてなかった。 13日間のうち11日仕事。 朝7時半に現場に

          【#9】くりす就活辞めるってよ~農園にて③~