日記~過去への訪問(2021.01.18)~

ふと日記を書こうと思いたち、こうして文章に綴る。
いつまで続くか分からないけど。不定期かもしれないけど。
せっかくだから毎日の出来事と思考を発信してみようと思う。特に意味はない。ただ、こうやって黒歴史は増えていくんだろうなあ、とは思っている。

だけどなぜか公開したいので公開する。


ルール

①検閲なしで頭の中を書き出す。
②書きたいときに書く
③時間と文字数の記録
④タイトルは「日記~○○~(〇〇年何月何日)」。最後に決める。マガジンにする
⑤1時間以上かけない、趣味の範疇

その他思いついたらルールを追加

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今日は昔の自分に会ってきた。

訪れたのは1年半前に辞めたバイト先。
2か月前まで住んでいたアパートの前。
4年間通った学校。


まずはバイト先。
かれこれ、1年間挨拶に行っていない。


バイト先では都合良く使われていた。

「あれ、お願い」「これやっといて」

ときどき、イラっとくることもあった。

それでも従順にしていた。
それが一番楽だから。それが自分の価値だと分かっていたから。

いつしか、お茶目なおば……、お姉さんからは「エース」と呼ばれるようになった。

自分でも、「この店を支えているのは間違いなく自分だ」と思っていた。

「ほんとにいい子だね」

そう言ってもらえることが、どこか心地よかった。
なんでも、「了解です!」と嫌な顔を出さずに引き受けることと、そこにいても良いという承認のフェアトレード。

そして、「いつもお疲れさま」「大変だけど頑張ってるね」とパートのお姉さま方にお菓子をもらったり、優しさをもらったりできるおまけつき。

悪くない条件のはずだった。

だけど、心にあるのは、少しの楽しさと大量のつまらなさ。なぜだったのだろう。


バイト先に着いて、軽く会釈するとすぐに気づいてくれた。
1年半経っても、覚えててくれたのはやはり嬉しい。

もちろん、開口一番に「就職決まった?」と聞かれるのは予想外だったけど。


どこかよそよそしさを感じたパートのお姉さま。
「かわいそうな自分」を共有していたお姉さまは「一緒に働いていた真面目な男の子」として見てくれていたのだなと、少し経ってから気づいた。


こんな再開がしたくてわざわざバイト先に足を運んだのだろうか。

考えるのも疲れるので、余裕があるときにでも考えてみよう。


その足で向かったのは2か月前まで住んでいたアパート。

特に意味はない。

ただ、真っ白なカーテンがついていて、少し寂しくなった。


5月に閉まり、2か月前もリニューアル中だったツルハドラッグは晴れて営業を再開していた。

こうやって町は変わっていくのか。


そのまま学校へ向かって歩いていると、ふと入学したからの記憶が蘇った。

期待を胸に持っていたフレッシュさ。

この辺はうまく言語化できないけど。日本語としてもおかしいけど。


それから、何日も何カ月も何年も通り続けた交差点。

1人で楽しむしかなくて、でも楽しめなくて苦しかった場所・記憶。

この辺ももっと丁寧に考えないと言語化できそうにないな。


そして、今も4年前のようなフレッシュさを感じている。なぜだろう。

パソコンに向かう毎日は全く楽しみじゃないはずなのに、ワクワクしてる。

「新卒フリーランス」という肩書に酔っているのかもしれない。


突拍子もなく日記を締めるけど。


なぜか幸福な一日だった。

ただ、過去に浸っていて、過去に応援されている気分で、気持ちの良い一日だった。

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1206文字、35分。


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