画家である 加藤Kがその人生で体験してきた経緯を時系列で物語仕立てした小説です。
天使との恋、自然食教祖からのテレパシーと、不思議な体験も織り込まれた自伝です。各章末に、当時の絵…
- 運営しているクリエイター
#アーユルベーダ
画家Kの自伝 第三章
最初の師匠との出会い
桜沢如一
では、マクロビオティックの創始者、桜沢如一氏とは、どういった人物だろう。もともと彼は、健康に恵まれず、どうしたら丈夫な体になれるのかと、幼少の頃から悩み、青年期、石塚左玄という食養家に影響され、健康を奪回、そして、玄米を中心にその土地でできた季節の野菜、海藻、みそ、醤油、胡麻塩、胡麻油を中心とした食生活を提唱し、西洋の、肉食、砂糖の摂取を強く戒め、多くの難病を抱え