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学校に通わないことを選んだ男の子。そしてお母さんの思い

子どもの居場所づくりや学び支援をおこなう認定NPO法人カタリバは、"居場所"で出会った子どもたちのエピソードや、スタッフの思いを描いた物語を「ぼくらが出会ったあの子の話」としてまとめています。居場所づくりや子ども支援に関心をお持ちの方に、こんな団体があるんだなと知っていただく機会になればうれしいです。

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学校に通わないことを選んだ男の子。そしてお母さんの思い

"学校に行くことを唯一の正解にしなくていいんだと思えて……"

小学校に入学したカンスケは勉強も楽しく、友達とも仲良く過ごしていましたが、音に敏感な特性からクラスメイトの大声などたくさんの音に囲まれた学校生活に辛さを感じ、通わないことを選びました。

お母さんは、カンスケの気持ちを受け止めつつも、学校に通えなくなったことを心の内ではなかなか認められずにいました。でも、教育支援センターやroom-Kに通いながら生き生きと過ごすカンスケを見守るなかで、気持ちに変化が生まれてきたようですね。

room-Kでは、子ども自身が「どうしたいと思っているのか?」にまず耳を傾けるようにしています。カンスケの場合は「できれば学校じゃなくて、静かなところで学びたい」という思いがありました。その思いを、保護者や教育支援センターのスタッフとも共有しながら、カンスケへの関わり方について目線を合わせています。

“好き”からどんどんと学びを深めていくカンスケのこれからが、楽しみですね!
次はどんな家族に会えるのでしょうか?次回もどうぞお楽しみに!

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▼「ぼくらが出会ったあの子の話」全話を読みたい方はこちら

※今回ご紹介したエピソードは架空のケースです。プライバシーへの配慮のため、2021年〜2023年のroom-K利用者のエピソードを統合しています。

マンガ制作:はしもとあや
監修:認定NPO法人カタリバ

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