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「魔法科高校の劣等生 九校戦編〈上〉」感想文・ネタバレ

どんな本?

劣等生の兄と、優等生の妹。魔法科高校での波乱の日々が始まる。

 魔法。それ伝説や御伽噺の産物ではなく、現実の技術となってから一世紀が経とうとしていた。そして、春。今年も新入生の季節が訪れた。
 国立魔法大学付属第一高校――通称『魔法科高校』は、成績が優秀な「一科生」と、その一科生の補欠「二科生」で構成され、彼らはそれぞれ「花冠(ブルーム)」、「雑草(ウィード)」と呼ばれていた。
 そんな魔法科高校に、一組の血の繋がった兄妹が入学する。兄は、ある欠陥を抱える劣等生(ウィード)。妹は、全てが完全無欠な優等生(ブルーム)。
 どこか達観したような面持ちを見せる劣等生の兄と、彼に肉親以上の想いを寄せる優等生の妹。二人がこのエリート校の門をくぐったときから、平穏だった学びの園で、波乱の日々が幕開いた。

魔法科高校の劣等生(1) 入学編<上>

読んだ本のタイトル

#魔法科高校の劣等生  九校戦編〈上〉
著者:佐島勤 氏
イラスト:石田可奈 氏

あらすじ・内容

達也が調整したCADを手に、第一高校生徒による圧勝劇の幕が開く――!

『九校戦』。そこでは毎年、全国から魔法科高校生たちが集い、熾烈な魔法勝負を繰り広げていた。
 七月中旬。第一高校でも、将来の魔法師候補たちによる優れた選手団が組織されていた。遠征メンバーには、新人戦に参加する司波深雪と、その兄・達也の姿もあった。
 競技に向け決意を新たにする深雪だが、一方で達也の表情は晴れず……。
『九校戦』で勝利を掴むためには、選手の運動能力の他に、もう一つ重要なファクターがある。それは、選手たちが持つCAD《術式補助演算機》の調整。
 ――魔法の苦手な司波達也が、魔法の代わりに得意とする分野。達也によって調整されたCADを手に、第一高校生徒による華麗なる圧勝劇、その幕が開く。

魔法科高校の劣等生(3) 九校戦編<上>

前巻からのあらすじ

ブラコンな妹、シスコンな兄。

一科生の深雪は生徒会に入り順調にエリート街道を進み。

二科生の達也は異例的に風紀委員となり、様々な武勇伝を創り一科生にも一目置かれるようになる。

そんな彼に二科生の剣道小町が接近し、彼を一科生と二科生の不平等な立場の是正に協力して欲しいと勧誘して来た。

それを一考の余地なく断る達也。

そして、不平等を謳う連中との討論会が行われたが、テロリストのブランシュが襲撃して来て、ブランシュが妹の害になると知るや十文字、桐原、レオ、エリカ、達也、深雪が組織を潰しにアジトに突入して壊滅させてしまう。

感想

学校内でのゴタゴタがひと段落したら、今度は全国に9つある魔法科高校との戦が始まった。

最初は他人事のように見ていた達也だったが、、

CADの調整をする人員が少なく困っていた時に、風紀委員でCAD調節で辣腕を奮っている達也に白羽の矢がたった。

彼のCAD調整の腕を見込まれて、真由美と摩利に強引に参加させられる。

そこで1科生、2科生の弊害が勃発するも達也が実力で1科生を黙らすのだが、、
達也がやり方が常識外れで、彼の実力がわかる人間が少なかった。

そのせいか、達也が担当するのは妹の深雪の関係で1年生の女子ばかりになってしまう。
これが男子の成績不振に繋がるとは知らずに。。

それで2科生で初めて九校戦代表に選ばれる快挙をニ科生達が祝福する。
ついでにブラコンの妹も上機嫌。

そして、裏ではマフィアが九校戦をネタにトトカルチョをしており。
賭けを面白くするために、絶対優位の第一高校を事故を装って出場出来なくしてしまおうと暗躍し成功直前まで行くが、、

達也が雲散霧消を使い、混乱していた力場を空白状態にし、そこに深雪が介入して事故を防ぐ。

その後、直接的に襲撃しようと第一高校が宿泊しているホテルに近づくが、、
そこに偶然いた幹比古が迎撃。
術の発動が遅くて攻撃されそうになった処を達也が助っ人に入り潜入者を鎮圧。

幹比古に術自体の発動スピードが遅いと何気にアドバイスする。

その後、現場に来た軍に潜入者を引き渡して背後関係を探らせる。

そして、大会1日目。
真由美のスピード・シューティング、摩利のバトル・ボードは順調に予選を突破して終わる。

その日の夜に女子のクラウド・ボールのCAD整備の担当者に負担が行ってるので、まだ手の空いている達也にお鉢が回ってくる。

そして、1試合目と2試合目の合間に達也にCADの調整をお願いしたら、、
CADの情報処理能力が上がっていた。

それでプログラムを弄るなと言ってたのに弄ったと文句を言ったら、達也は弄っていないゴミ、システムファイルの残骸を取り除いただけだと答える。
そして、予選を通過して終える。

そのあと、花音のピラーズ・ブレイクを深雪と観戦してかえったら、、

男子のクラウド・ボールの成績が振るわなかった。
だがそれは桐原のくじ運が悪かっただけで、桐原が敗退した2回戦の相手が優勝候補の三高のエースで。
接戦の末の敗退で、相手も3回戦で力尽きて負けてしまった。

それを桐原に言ったら、桐原も切り替えが出来たらしく次の競技に集中出来るようになる。

何気にこの2人って相性が良いんだよな、、
出会い方は最悪だったけど、、

そんな2日目だったが、夜中に前の日に会社の牛山に頼んだ物が届いていた。
そ物が届く。

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