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「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか 15」感想・ネタバレ

どんな本?

元々は小説の投稿サイトArcadiaで読んでいた小説だった。

大賞を取れたと書かれた後に消されて、書籍化されたら買おうと思い出版されたのが10年前。

もう10年経つんだ、、

その後、コミック化され遂にアニメ化された。

この作品への感情移入感はハンパない。

3巻まで紙の本、Kindle、BOOK⭐︎WALKERでそれぞれ買って保存してる。
それ以降は電子書籍のみのだがKindle、BOOK⭐︎WALKERで購入している。
もちろん、外伝の方も買っている。

読んだ本のタイトル

#ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか  15
著者:#大森藤ノ 氏
イラスト:#ヤスダスズヒト  氏

あらすじ・内容

深層の決死行を乗り越え、地上の帰還を果たしたベル達。それぞれが果たした冒険の成果は『成長』の証。確かな前進に喜ぶ傍ら、ふと彼等彼女等はこれまで歩んできた道のりを振り返る。
少年は始まりの日に還り。
女神は追憶を映す炉の光に目を細め。
小さき少女は灰の過去を乗り越え。
鍛冶師は遠き日を重ねた空を仰ぎ。
受付嬢は昔日の傷を。
妖精は正義の誓いを。
黒烏は金狐との今昔の物語を想う。
今と過去が織りなす日常編。『英雄』が生まれる地に束の間の安らぎを。
これは少年が歩み、女神が記す、
──【眷族の物語】──

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか15

感想

それぞれのキャラクターの過去の短編集。

ベルくんと、ヘスティア、リリは1、2巻を読んだ直後に読むと余計にのめり込めた。
ヴォルフは4巻を読んでから読んだら面白いかもしれない。
いや、これを読んでから1、2巻、4巻を読んだら方が面白いかもしれない。
エイナの話も1巻を読む前に読むと面白いかも?
エイナがベルくんの担当になりその裏で彼がどのくらい冒険者を続けられるか賭けをしていたとか思うと、、
また別の視線で物語を楽しめるかもしれない。
ヴォルフ、リュー、命&春姫の話も現在の彼等の話から過去の話になる。
リューの話は外伝アストレア・レコードの前の話だから、この巻を読んでからアストレア・レコードを読んだら面白いかもしれない。

話的には。

オラリオに来たばかりのベルくんは、冒険者になるためにファミリアに入りたいと色々なファミリアの扉を叩くが、全てから門前払いを喰らう。
貯めていた金も底を尽き、泊まる宿すら追い出され。
無一文になり野宿をするしかないと落ち込んでいたベルくん。

そんな彼を眷属にしたヘスティア。

だがヘスティアも、下界に降臨したばかりでへファイストの所で堕落した生活をしており、、
あまりにも堕落したので、呆れたへファイストがヘスティアをファミリアのハウスからを追い出だしてしまった。

それでも下界に慣れないヘスティアを文句を言いながらも補助。
住む場所が無いと言われて、教会の隠れ家を手配してするとか、ヘスティアにかなり甘いへファイスト。

そんな神友の援助もあり、眷属を探したら孤独になってるベルくんを見つけて眷属にする。
でも、この時のヘスティアも寂しかったようだ。1巻のプロローグへ続く

2巻に出てくる前のリリの話。
ソーマ・ファミリアの構成員だった両親の娘だったリリ。
宗教2世の悲哀で、親はリリを金稼ぎの道具くらいとしか認識しておらず。
幼い彼女に物乞いをさせていた。
そんな酷い仕打ちをする両親は、ダンジョンで呆気なく亡くなり。
自力で生きていかないといけなくなったリリだったが、ソーマ・ファミリアは孤児を使って色々と搾取して行った。
そんなリリを不憫に思ったのか、たまにソーマが気を遣って食事を与えていたが、、、

そんな主神の暖かい支援も、ソーマの神酒を騙し討ちに飲まされて、リリは狂ってしまいお金を稼ぐ事しか考えていなかった。

それでも、弱い小人族だったリリは冒険者としての戦力ほぼ皆無。
そのせいで補助要員のポーターをやっていたがほとんどの金を冒険者やソーマ・ファミリアの連中が搾取する。

一度は逃げ出して普通の小人族の娘として生活をしようとしたら、ソーマ・ファミリアの連中がリリが隠れていた老夫婦の店に危害を加えられ。
老夫婦は、リリを疫病神と言って追い出してしまう。
それでもリリは毎月彼等老夫婦に仕送りをしていたらしい。
さらに、自身の環境に絶望したリリは自身を虐げる冒険者から金を巻き上げる事を始める。

そして、リリは新たな獲物。
ベルくんを見付けて声をかける。
そして、2巻へ続く。

エイナの話は1巻では一線級のギルド職員になっていたエイナの新人時代の話。
学園から卒業してギルド職員になったエイナ。
彼女が初めて担当した冒険者は上層部で亡くなってしまった。
最近は影が薄いから頑張って欲しいかな、、

4巻に出てくる前のヴォルフの話。
軍神アレスが君臨するラキア王国。
そのアレスの眷神のフォボスの眷属のグロッソ一家。
その一家のあだ名は「出来損ないのグロッソ」。
精霊と同化した先祖を持ち魔剣を打てた一族だったが、あまりにも自然破壊をしまくったので精霊に嫌われて魔剣が打てなくなった。

そんな一族でも鍛治が好きなヴォルフは普通の鍛治師で自身の手で魔剣を作りたい。
そう思ってたら、ヴォルフに魔剣作成のスキルが現れた。
魔剣を作ろうと思えば作れる。
御家再興を考えている家族は王国のために魔剣を作れと言ってくる。
それに嫌気が刺したヴォルフは家を飛び出すが、こんな有能な人材流出を国が赦す訳もなく、、
でも、主神のフォボスはヴォルフを国外に逃してくれた。
その後、フォボスは神界に送られてしまったようだ、、
そして、前回のダンジョン攻略時に打った魔剣を鍛治神へファイストに見聞してもらい。
「まあまあ」とコメントをもらえた。
完全なるヴォルフの魔剣。
遂に目標である、自力で魔剣を作れる鍛治師になれた。
これからは研鑽あるのみ。

そして次はリューの話。
彼女の過去の話はアストレア・レコードの前の話。
エルフの里から出て行き、オラリオに来て。
周辺の色々な目線に戸惑いイラつく。
そして、保守的だった里の連中を疎んでいたリュー自身がオラリオでは保守的で愕然としていた。
そんなギリギリな精神状態になっていたリューにアストレアが現れ。
その後、団長のアリーゼに誘われてアストレア・ファミリアに入団する話だった。
14巻終了時のリューは色々と拗らせてるな、、

その後は命と春姫の過去の話。
此方は本編しか出てこないキャラだからか、外伝とかにはあまり関わっていない。
ただ、春姫の思い込みって凄いな、、
あと、命は一年経ったら元のファミリアに戻るのだろうか?

弱小ファミリア同士の横の連携を見るとアイシャの件もあるから改宗しても、あまり変わらないかもしれないな、、

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同シリーズ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか


アストレア・レコード

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