「アオアシ 28巻」アシト、プロの世界を知る【おすすめサッカー漫画・感想文】
どんな漫画?
愛媛から東京のJリーグのユースに入団した少年が主人公。
最初はボールを蹴る事が好きだった少年は、チームメイトと共にサッカーを基礎から学んで行く。
一歩前まで教えてくれるが、最後は自分で気が付かないといけない。
その理由は、、
アニメ化もしている。
さて、どれだけこの漫画の意図を汲めてるのだろうか?
サッカーは奥深い。
前巻からのあらすじ
アシトがサイドから中に入って、偽サイドバックの動きをする。
でも、その前に相手の視線から消える技術も凄い。
この動きが出来ないと中にも入れないもんな、、
しかも守備の穴も埋めれるから重宝されるよな。。
まだまだ技術は未熟だけど、監督からしたら喉から手が出るほど欲しい全体を見渡せる目を持つプレイヤー。
ゲームメイクする司令塔としての動き。
中で試合を作るサイドバック。
アシトは遂にその頂きまで行った。
しかも自分で気が付いて、、
それをみて福田監督は。
阿久津が抜かれたら仕方ない。。
アディショナルタイムで、そこまで腹を括るのか、、
そして、最後はボールが味方のゴール前にあるのに阿久津が相手ゴール側に上がってフリーランニング。
その阿久津の前に、ボールを奪取したアシトが阿久津の頭を超えるフィードを出してゴールへ迫り。
阿久津が得点して。
2-1で勝利。
そしてエスペリオンがリーグ戦優勝する。
そのアシトにトップチームの監督が、、
読んだ本のタイトル
#アオアシ (28)
著者:#小林有吾 氏
らすじ・内容
感想
トップチームの監督ガルージャさんからトップチームの練習に参加しないかと言われる。
目的は来季に向けて有望な若手を見ておきたいという。
だけど、練習に参加したら高円宮杯チャレンジシップには出れない。
どっちを選ぶと聞かれたアシトは。
練習で良かったらプロになれるのかと聞く。
よほど良ければ、翌年の1月の第1金曜日に二種登録すると言う。
それを聞いてトップチームの練習に参加するとアシトは言う、、
そのトップチームの練習にドキドキしながら参加したら。。
ユースから来たのは自分だけだと思ってたら、、
グラウンドに遊馬が居たw
飄々としてるから目立たないけど遊馬って本当に凄い選手なんだな、、
それでもトップで通用するかは不明ってのがバケモノの中のバケモノのプロスポーツ選手なんだなろうな。。
そして、プロの選手の練習はたった40分。。
でも、練習の密度の次元が違った。。
とんでもない世界。
たった1日で此処まで育成選手を絶望させるのか、、
それだけ密度が違う。
バケモノ達の中で乳離れしたばかりの狼と歴戦の狼くらい全然違う。
さらにその先に行く奴は、、
司馬の言っていた「あること」をするって。。
なんなんだ?
「頭、作り替えろ」ってどういう事なんだ?
「球蹴ってメシ食える人間」の世界でプロになるって所で思考が止まっている人間は先に行けないってのは何となくわかった。
プロになるのがゴールじゃない。
確かにそうだ。
でも、なんて恐ろしい世界なんだ。
ユースからの昇格組でもチームに残れない選手ってそういう事なんだろうか?
さらにチーム事情も加味されるからもっと複雑なんだろうな、、
レンタル移籍って本当にありがたい制度なのかもしれない。
レンタル移籍してそのままJ2に残ってしまう選手も多いんだよな。。
元のチームに残っている選手って本当に少ない。
海外移籍をして行った選手なんてもっと少ない。
野球とは育成の文化が根底から全然違う。
いや、これ日本だけなのか?
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