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「魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く」感想・ネタバレ

どんな本?

この本に出会ったきっかけは、電撃文庫の新刊情報をチェックしていた際に、『魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く』の発売を知ったことです。

以前から魔法科高校シリーズのファンであり、その世界観とキャラクターに引き込まれてきました。
この新作も、シリーズのスピンオフとして楽しめることが分かり、電撃文庫のホームページで知り早速予約しました。

私がなぜこの本を読みたいと思ったかというと、まず前作の『司波達也暗殺計画』に登場するキャラクターたちの成長や新たな展開を楽しみたいと思ったからです。
特に主人公の司波達也には、魅力的な人物像が描かれており、その彼がどのような運命に翻弄され中央突破するのか楽しみでした。

また、本作は物語の時系列的に前作と後作の間に位置するため、魔法科高校の世界における重要な出来事やキャラクターの背後にある物語が明らかにされる可能性が高いと期待しました。

新たな謎や秘密が明かされることで、シリーズ全体の深みが増すのではないか?

さらに、亜夜子と文弥を絡めた新たな登場人物。
亜夜子と文弥の成長や活躍も楽しみの一つでした。
彼らがどのように達也を守り、困難な状況に立ち向かっていくのか、その姿勢や親愛に共感し、彼らの成長を見守りたいと思います。

総じて、魔法科高校シリーズのファンとして、新たな展開やキャラクターの成長を楽しみにしていたこと、そして物語の緊迫感や魔法の要素に引き込まれることを期待し、この本を読みたいと思いました。

読んだ本のタイトル

#魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く
著者:#佐島勤 氏
イラスト:#石田可奈  氏


あらすじ・内容

達也を狙う組織に、黒羽姉弟が立ち向かう! 魔法科の新スピンオフ開幕!

 2097年8月、世界に衝撃が走った。ひとりの魔法師が大国に対抗する実力を示したのだ。
 その魔法師の名は司波達也、「触れてはならない者たち」と恐れられる四葉家の一員にして、当時まだ18歳の高校生であった。
 この事件を契機に、彼は世界から恐れられ、現状の世界体制の維持を願う者たちから密かにその命を狙われる存在となる。
 2099年の春、魔法大学に黒羽亜夜子と文弥の双子が入学する。
 新たな大学生活、そしてなにより上京することで四葉家の諜報部門を担う黒羽家の一員として敬愛する達也の力になれることを楽しみにしていた。
 だが、そんな亜夜子と文弥に達也のことを狙う海外マフィアの影が忍び寄り――。

魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く

感想

『魔法科高校の劣等生 夜の帳に闇は閃く』は、前作『司波達也暗殺計画』の続編として位置づけられています。
物語の時系列は、魔法科高校とメイジアン・カンパニーの出来事の間に位置し、キグナスの乙女達の物語とも同じ時系列です。
作品の主人公の司波達也は大学1年生、一方で今回のスピンオフの主役の亜夜子と文弥は高校を卒業したばかりの時期。

物語は、魔法大学に入学するために東京にやってきた黒羽亜夜子と文弥が、従兄弟の司波達也と深雪を守るため。
黒羽家の防諜網を構築している時に、前々から達也を暗殺しようと動いていたロシアン・マフィアの事件を追いかけ始める事から始まります。

世界を破壊する魔法力を持つ司波達也は、各国の利権集団である"ギルド"に警戒され、"マフィア・ブラトヴァ"と呼ばれるシシリアン・マフィアとロシアン・マフィアを母体とする組織によって暗殺の標的にされます。

しかし、彼らの陰謀は四葉家の防諜網に阻まれます。
四葉家は世界からアンタッチャブルと呼ばれ、国家権力を背景にした防諜網を持っています。

さらに達也の周囲には達也と深雪の身の回りを警護する花菱家。
次期当主と決まっている深雪を護るため、防諜をする黒羽家といった黒羽家を中心とした分家が結集し、彼を守る準備を整えています。

物語は、達也を護衛するために立ち上がった黒羽家の諜報部隊と、かつて達也を暗殺しようとした者たちが今度は彼を守る側として奮闘する姿を描きます。

しかし、彼らの前には国家権力側の警察のテロ対策部隊、魔法師を抑えつける法律など、さまざまな事情が立ちはだかります。

また、著者は亜夜子とのストリートで登場しなかったキャラクターも復活させており、彼らの活躍や関わりも物語に織り交ぜられています。

キグナスの乙女達の物語とも繋がりながら、展開が楽しみな第一巻として、新たなプロローグが描かれています。

私はこの作品を読んで、シリーズのキャラクターたちの新たな展開。
魔法と陰謀に満ちた世界観に引き込まれました。

作者が織り交ぜる謎めいた要素や新たなキャラクターの登場によって、物語はさらに奥深く広がっていることを感じました。

続巻が待ち遠しく、この作品を通じて魔法科高校の世界を楽しむことができました。

最後までお読み頂きありがとうございます。
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同シリーズ

続・魔法科高校の劣等生


新・魔法科高校の劣等生

魔法科高校の劣等生



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