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Quinteto Lentes タンゴ五重奏コンサートのお知らせ

ついに来週に迫ってきました!
Quinteto Lentes タンゴコンサート

ご予約はこちらから↓↓↓


日本の新しいタンゴということで、これまで多くのタンゴコンサートが各地でされてきていますが、こういう趣旨でコンサートをするグループというのは少なかったのではないかなと思います。というのも、新しい内容が全てリーダーの大柴さんのアレンジによる古典のタンゴと自作曲であるというのが他のタンゴ関連のコンサートと大きく違っているのではないかなと思います。本場アルゼンチンでも日々新しい作品が生まれていて、それを現地の人たちはあたたかく迎え入れているような光景を目の当たりにしました。

こういった、これもタンゴと呼べるものなんじゃないか?と問いかけるような企画が、なんでもカテゴライズしてラベルを貼っていってしまうこの日本でも、この先若い人達の手によって増えていったら良いなと感じています。

こういったものをやるまでには、大柴さんの話を聞いていると様々な苦労があったようで、例えばタンゴとは何を指すのか、そもそもこれはタンゴなのかそうではないのか、踊れるのか踊れないのか、かつて黄金期の偉人たちはこうやってやっていた、昔のタンゴの曲や親しみある作品をやるのかやらないのか、さまざまな音楽そのものではない音楽の外にある内容で気をすり減らすことも多いのだとか。いつしか、そこが議論の的になってしまい、音楽そのものが素敵なのか、かっこいいのか、また聴きたいって思うか、そこへの純粋な魅力を考える事が、だんだんとこの時代、情報量も多く、調べればネットでなんでも出てきて聴けてしまう日々の積み重ねで、薄れてきているような気がしてます。しっかりと新旧の作品含め勉強を重ねて真摯に向き合い続けて、全員がここに至るので、きっとその蓄積も含めて新たなものが発信できると信じています。


アルゼンチンに行ってよかったなと思ったのは、娯楽や情報量がやっぱり日本よりは少なめで、でもだからこそみんなコンサートを楽しみに出かけたり、用もないけど集まって一緒に演奏したり、ご飯食べたり、キャンプにギターやボンボを持ってったり、そういったコミュニケーションの時間が日本よりもはるかに長いなと感じ、これはすごくこの先自分が音楽をやる上で大切な事になっていくかもしれないなと感じて帰ってこれた事です。だからこそ日本の皆さんに生で音を浴びてほしいなと感じることも増えました。

是非今回聴きにきてくださる方には、余分な知識や先入観なしに、そこで演奏されるその音楽そのものを自然体で聴いて、浴びて、タンゴ好きだなとか、踊り狂いたくなるなーとか、アルゼンチン行きたくなったなーとか、今年は盆踊りでも参加するかーとか、なんか元気になったなとか、それぞれが明日が来るのが楽しくなるような気持ちで帰っていただけたら嬉しいなと私は思っています。

会場にてお待ちしております!
リハーサルの様子が大柴さんのXに出ております。是非ご覧ください↓↓↓

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