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他者に敬意を払うことを、無料で習慣化する、誰でも出来る1つのコツ

①災害級の真夏の深夜のコンビニで

2:30に「ハッ」と目が覚めました。二度寝? いいえ、暑さが続くから、蒸し暑いけどお日様は留守の時間帯に、闇に乗じてファミマで特茶などを買ってきました。この夏なら、吸血鬼の気持ちも分かるよ! トム・クルーズとブラッド・ピットの『インタビュー・オブ・ザ・ヴァンパイア』を思い出しています。劇場で見たのは、1994年なのかぁ。あの夜の世界が好きで、Amazonで動画買いました。

なお、特茶は効能より、トクホの伊右衛門の苦味がとても好きです。癖になる渋さと、口の中のさっぱり感が心地よい。

で、夜勤だから店員さん、ケアレスミスも起きるでしょう。疲れが出る時間帯かもしれない。ワンオペに見えたし。

「重たい飲み物だけ、エコバッグに入れますねー。お箸とアイスのスプーンも下さい」
「あ、はい」(ドリンクを先にスキャンして下さる)

(中略)

「もしかして、アイスのスプーン、入れて下さったの(私が)見落としましたか?」
「失礼しました」(スッ)
「どうも、お手数おかけしました」

例えば、こんなやり取りをします。

②接客業と私

僕はお客様窓口で、一次対応も管理職も経験しました。接客で食べていたから、職業病というか、買い物する時に無愛想にすることが苦手です。まして、夜勤で働いて下さる方のケアレスミスを指摘して面子を潰すのも嫌です。

合いの手を入れるみたいに、レジで応答するようにしています。「このオッサンは機嫌悪くないよー」ということを、言外に伝えます。

宅配の方にも、「暑い中、ありがとうございます」と受け取るなり、すぐに出られない時は「お待たせしてしまうから、玄関先に置き配をお願いしてもよろしいですか?」と提案します。

1円も得しないけど、他者に嫌なことをしてしまったなと自己嫌悪を抱かずに済むし、私の価値観として接客の仕事をする方に対して横柄になるのは、嫌なんです。

お客様窓口で、様々な仕事をしました。管理職になってからも、お問い合せが多い時は現場に入ります。一次対応者は権限が少ないです。判断は経営層や管理者の仕事だから。でも、私は権限持っているから、「お調べします」と保留せずにさくさく話が進みます。要領のいいお客様は僕の名前を覚えて、ご指名いただくことがありました。

「こっちの世界は医療訴訟があるのに、おたくの業界はいいですね」と、医師を名乗るお客様から感情をぶつけられたこともあります。自社にも配送会社にも落ち度はないので、お気持ちを伺いました。お医者様の社会的なステータスや、預かる責任の重さと、ネット通販会社の負う責任は異なると個人的には思いますが、立場上言えません。

接客業は、立場上言えないことがあると熟知しているから、卑怯なことはしたくないのです。

③もしも恋人がいるのなら、観察することを勧めます

どんな人かなと思って、話したりしますよね。レストランで食べ方や振る舞いをチェックするのもいいけど、スタバ・カラオケ館・ファミレス・コンビニは、だいたい駅の近くにありますよね。カラオケ2時間、ファミレスで40分、スタバ15分、コンビニ10分で、移動時間入れて3時間半もあれば4回チェック出来ます。1回のデートで、4回観察出来るから、レストランにだけ行くより合理的。

カラオケ館と名前を挙げたのは、ドリンクバーではなく部屋に配膳するシステムだから。フロントのチェックイン以外にも、行動を確認できるので。(※電源とWi-Fiも使えるはずだから、勉強や仕事でレンタルオフィス代わりに使うことも勧めます) スタバなら、様々な店員さんがいるけど、華のある大学生くらいの若者が多いですよね。スタッフの性別・年齢で行動が変わらないか、観察出来ますよ。例えば恋人が男性であるなら、男性スタッフと気さくに雑談して、女性スタッフがどんなに看板娘であったとしても臆せずに振る舞い、距離感が近過ぎないか(常連アピールをして、馴れ馴れしくないか)を確認出来ます。テストしなくても、無意識な振る舞いを見せてくれます。

接客業は仕事で理不尽な思いをするし、反論できないし、顧客と企業の都合の板挟みになります。だから、接客業の方に対して、横柄で無いか、無礼なことをしないかをチェックすることを勧めます。あなたの伴侶になる前に、兆候に気付くことを勧めます。家族になってから気がつくのは苦しいですよ。

④横柄な態度の背後にあるもの

とても個人的な意見を述べると、そもそも横柄に振る舞うことを客観視出来ないか、横柄に振る舞っていいと誤解しているか(つまり「他者を見下していい」価値観)、あるいは横柄に振る舞うことで自分を大きく見せたいか、でしょう。

どの答えでも、私なら遠慮します。僕らは恋愛で恋人に選ばれない評価という苦しみを経験しますが、あなたも選ぶ自由はあるのです。(例えば「断ったら、次はない」と思われるなら、もう答えは出ていますよね。次がいれば付き合わない方と交際するのは、ハイリスクでしょう)

話を戻すと、学業や仕事や趣味など、自信を持つことが出来ること、これは他人に負けないということがあれば、横柄にはならないです。「私は自信なくて偉そうにしています」とスーパーやコンビニ店頭で喧伝する方は、私なら関わりません。

仕事でサービスして下さる方に対して、同じ人間として振る舞うことを勧めます。反面教師は、田中真紀子氏の「家族・敵・使用人」という価値観。

接客業でサービス提供してくれてありがとう! ってマインドで買い物する方が、僕は楽しい。さすがに無人レジにお礼は言いませんが、ファミレスの配膳ロボットの背中をそっと撫でて労う方は、好きです。

実利では、免疫などにも効果があったはず。統計を調べるまでもなく、感謝するマインドセットで生きると、ストレスが減ることを体験できます。

その上で、接客業の方に「ご利用ありがとうございます」と言われる前に、ありがとうと伝えることを習慣化すると、他者に敬意を払えているか、毎日確認出来ます。こんなにお得なことはありません。毎日の機会を、わざわざ捨てることはないでしょう。

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