とっさに逃げちゃった犬から学ぶ、生きる知恵
とっさの時、その人の本質が垣間見えます。
作為的に振る舞うことができず、
普段隠れている一面が現れるという理由です。
この観察は一理あるものの、
とっさの行動が全てを物語るわけではありません。
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ここで、人間以外の例を考えてみましょう。
非常に賢い大型犬の話です。
この子は女の子です。
ある日、飼い主が庭で驚いて軽く悲鳴を上げた時、
共感したのか犬も驚き、飼い主を忘れて逃げてしまいました。
しかし、冷静になって我に返り、
気まずそうに「うっかり逃げちゃってごめんね」と、飼い主のもとに戻ってきました。
この例が示すように、とっさの時は高度に訓練された賢い大型犬でさえ、
訓練通りに出来ないこともあります。
まして、より複雑な思考と感情を持つ人間が、
とっさの時に判断や優先順位を間違えることは、不思議ありません。
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私たちの日常生活でも、うっかりミスは頻繁に起こります。例えば——
スマホだと思ってエアコンやTVのリモコンを持ち出してしまう
財布を忘れる
固定電話の子機をなぜか携帯してる
これらのミスは、注意していても一定の確率で起こるものです。
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では、何か対処できないでしょうか?
周囲とのコミュニケーション
「何か見落としがあったら教えてね」と周りに伝えておくこと。
これにより、謙虚さと改善への意欲を示せます。姿勢大切。
心構えの変化
うっかりミスは他人があなたを判断する材料になることを知る。
自然と注意力を高めることにつながります。
許容度の高い人間関係の構築
完璧を求めるのではなく、多少のミスを許し合える関係性を築くこと。ミスゼロより、達成しやすいはずです。
🐕
ミスをされる側でも考えてみましょう。
許容力の向上
「人はミスするもの」と捉え、寛容な態度を持つ
ストレス軽減にもつながり、長期的には強みとなります
「貸し」の概念の活用
許しがたいミスは「貸し」と捉えることで、自身のストレスを軽減します。
「これは大きな貸しだ」と考えることは、物事を異なる視点で見ています。
🐕
とっさの時の行動は、確かにその人の一面を表すかもしれません。
しかし、それは全体の一部に過ぎません。
大切なのは、そのような状況下での行動を理解し、
許し合える関係性を築くことです。
うっかりミスを完全になくすことは難しくても、
それを受け入れ、前向きに対処できる環境を作ることは可能です。
その積み重ねは、より強固で柔軟な人間関係への最短ルートにもなるでしょう。
避けられないミスの立て直し方など、一つのミスから多く学びたいものです。
急がば回れ。
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