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エッセイ&その他

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#海外旅行

ホテルの部屋閉めだされたら違う部屋で、クレーム付けたら違うホテルだった!

ホテルの部屋閉めだされたら違う部屋で、クレーム付けたら違うホテルだった!

 な……なにを言っているかわからないと思うが、当時は私もわからなかった。

 ケルンからフランクフルトに移動して、フランクフルト・マリオットホテルにチェックイン。このホテルはフランクフルトメッセのすぐそばに建つ、比較的新しいホテルで、できるビジネスマンご用達ホテルの雰囲気を醸し出している、めちゃめちゃ近代的なビッグタワー。ビシッとスーツで決めた、エリートビジネスマンみたいな雰囲気のホテルのカウンタ

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ドイツの電車、切符買うの面倒くさいし、微妙にボッチに厳しい

ドイツの電車、切符買うの面倒くさいし、微妙にボッチに厳しい

 ドイツ一人旅行の感想、その1。
 

 ドイツの券売機の前では、選択することがいっぱいだ。
 日本では(直近で行った韓国や台湾でも)まず、行先の運賃を調べて、その金額のボタンを押すだけですね。券売機の前では数字さえ読めればいいので、迷うこともないし、時間もあまりかかりません。現地語、英語わからなくても問題なし。
 ドイツの券売機では、まず言語を選択します。ドイツ語含めて六か国が用意されていますが

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記憶が頼りなくなってきたから、記録に頼ることにした

記憶が頼りなくなってきたから、記録に頼ることにした

 旅行先で写真とか動画とか撮るの、好きではありませんでした。シャッターきる集中力を、肉眼に焼き付ける労力にまわしたい……なんて格好いいこと言っていたんですけれど、一番大きな理由は面倒くさい。
 私がバリバリ海外旅行をするようになったのは二十年以上前もの話。
 その頃は、写真ってすごく面倒くさいものだった。
 まず、カメラ自体が大きい、重い。フィルムが必要だから荷物が多くなる。現像に出さなくてはなら

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自著を持って旅に出る

自著を持って旅に出る

 ちょっといいホテルや、リゾートホテルなどには、図書室(ライブラリー)がある。
 図書室がなくとも、フロントやロビーに本棚が設置されていることもある。
 ホテルが用意した図鑑や写真集などと一緒に、訪れたゲストが読み終えた本を寄付していくのだ。
 ここにたどり着くまでの道中、バスや飛行機の中で読まれた本、あるいはリゾート滞在中に読み終えた本が並んでいる。
 私はホテルのライブラリーを覗くのが大好きだ

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腕時計の針はあえて修正しない

腕時計の針はあえて修正しない

 まだスマートフォンなどなく、インターネットもこんなに発達していなかった時代。海外の空港に降りたって最初にすることは、腕時計を現地時間に合わせることだった。
 リューズをいじって針を進ませたり遅らせたり、あるいはデジタル時計の表示を修正したり。デジタル時計の中にはボタン一つで日本時間と現地時間の表示を切り替えられる便利ものがあり、あの頃の私には画期的で魅力的であり、それを手に入れた時は旅行に欠かせ

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