見出し画像

(追記あり)最近の学び報告。健康&養生、道筋。

今年は「丁寧なアウトプット」を心がけたいと思います、ちゃんと伝わるブログ記事を目指して~^^


さて、近頃のわたしの養生勉強の様子を書こうと思います。

薬膳入門の勉強をひとまず終え、現在は漢方茶、腸内環境(細菌ソウ)、血流(女性)・・・について、深く興味を持っています。

1年前に「さて勉強をどのように進めよう、どこから始めよう」と考えていました。興味のあることが多すぎて(すべてつながっているので)、分野で分けたらすさまじいものがありました。

食養生、日本の伝統的な自然療法、中医学的な薬膳、気(気功)、波動学、エネルギー、心の問題、スピリチュアリティ、仏教、ヒーリング、ヒプノセラピー・・・などなど。

もともとある程度の自然食や自然療法の素地がある家庭で育ち、食養生やエネルギー(波動)的なものと身近に育ちました。大きくなってからも興味のあることはやっぱり生きることや心身の健康(特に食や生活に根ざした)でした。

若い頃はとくに頭でうんうん考えるのが好きなものですが、二十歳くらいの頃はわたしもそうでした。創作活動を始めたころでもありましたが、でもすぐに「こんなに精神のことだけを扱っていてはバランスがおかしくなる。精神(かたちのないもの)を扱う者は体や生活をきちんと整えることが必須だ」と感じ、早寝早起きや散歩を始めたのをよく覚えています。村上春樹さんが『走ることを語るときに僕が語ること』を書かれたころで、「やっぱりね」を感じました。


昔語りが長くなってしまいそうなので、本筋に戻しますが、わたしが一番根底に考えていることは時代と医療のことです。

〈結果が出てから局所だけ切り取ったり、薬でごまかす時代は終わる。なぜなら、世界が物質から非・物質(精神)のものにシフトしようとしている時代だから。医療においては「予防医学」が大切になってくる。体の不調は多く精神や波動から来ているので心のケアはもっとも大切になってくる。どういう心身の状態であるかがこれから一番大切になってくる。(ただし世間はそこまで追いついてないので予防医学が現実的に伝えていける分野だろう)そのときに即効性もあり、長期性もあるのは食事である。栄養分と生命力と波動をそのまま伝えることができる。予防医学は東洋医学・伝統医療が担う分野である。特に中医学は日本の医療、養生法の根底をつくった医学であり、「食」と「気」を何よりも重んじている〉

という理由があり、「では薬膳からやってみよう、食べること好きだし」というつもりで始めました。

詳しく補うと、非・物質(以下、精神)の世界と物質世界の相関関係とかこうかなと考えていることがあって、どのように作用する(相互に・一方方向へ)とか、もうひとりの頭では手に負えないな・・というくらいあれこれ仮説(という感じ。多分ほんとうだと思うのですが)を立てています。


そして各人の心のケアこそ、必須項目と思っているのですが、どうもこの辺りは説明してもカッコ付きの「スピリチュアル」的な話に聞こえてしまうので、そしてそう聞こえないようにするにはたくさん勉強しないといけなさそうなので、先送りにしています。でも養生アドバイスがある程度できるようになったら、「成長していくための自分の心の教育の仕方」とでもいうようなものをなにか指南としてまとめていきたいという夢はあります。


余談ですが、パッと聞き、論じることを逃げているようにもとれるのですが、女性ってかなり感覚でわかる性だと思うのです。だから別に本読んでわかったとか、論じていって答えに行き着いたとかでなく、「あ、こういうことだよね」とわかることってすごく多いと思います。だからそれを「あとから説明して正しい感じに聞こえるようにする」のってすごく骨が折れる・・し、やりたくないな~と思ってしまいます。世間様とか、男性的な社会にリリースするときにはそれをどうしても考えなければいけないのですが、これも女性が得意の水面下でちょっとずつ広めていく・・・というやり方が向いているなあと最近、とくに思うことです。ある程度水面下で広まったら、あとは男性が表の社会に出してくれればよい・・と思っています。(性差の話が嫌な方、ごめんなさい~)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そういうわけで随分、前置きが長くなりましたが、入門編の薬膳を学び終わってわたしが今、注目しているのは冒頭に書きました ①腸内環境(細菌との関係)と ②血流、③漢方茶 です。

① 薬膳は〈食べること(消化・吸収)、それから全身にそこでとれた栄養を回すこと、自分の内部を巡らせること&外部である自然と自分を巡らせること〉に重きをおきますが、そもそも消化吸収ができない人がたくさんいる、なぜか。腸の状態が悪い。なぜか。細菌が育っていないせいである。(日本人の)腸の状態をよくするには。・・思考が、という段階に来ています。

いくつか前の療養食の記事にも関係しますが、民族により腸の状態、細菌は変わるのでここを無視していると今のような健康状態になってしまいます。この辺は民俗学的な分野にも入ってくると思います。


② 中医学は現代医学よりも血のことを強く説いています。現代医学では色々な要素のひとつですが、中医学では「気・血・津液」という三大要素が身体の健康を担います。不定愁訴は女性に多い、なぜか。女性は人生を通して、生理、妊娠、出産と血を使う(体外へ排出する)ことが組み込まれているのですね。でもその重要さを現代医学は教えません。なぜなら現代医学は男性を基準に・・というか性差を考えた医学じゃないから。中医学も男性・女性とはっきり分かれてはいませんが、もっと細かく各人の体質や年齢、状態にあわせて見ていきます。そこに当然、女性であるゆえの貧血状態なども組み込まれています。女性のみんなともっと血について考えていきたいと思っています。


③ 漢方茶。これは自分が飲んで、いいな!と思いました。薬膳的に「いいもの・こと」を知っていても、働きながら、子育てしながらの毎日は忙しいです。お茶なら簡単に生活に取り込めるし、なにより「自分のために一杯のお茶を淹れる」ということが持つ平穏な時間をわたし自身が愛しているのです。また食事は栄養のためだけでなく、各人の思想・信条やライフスタイルも反映されています。本当は健康のために食養生をしっかり実践したほうがいいのですが、今の食事を否定して変えるというのも伝える側として難しいような気がします。ブームはなく、生活の智慧として残るためにはやさしく、さりげなく生活に浸透していく・・ということが大事だろうと考えたからです。


学びというのは始まりの地点では地図全体で見えないこともあります。でも「行った先に必ずなにかある」という自分のカンを信じて進むと、また道は続いているものなんですね。そしてそれは歩き始めたときには予想できていなかった道でもあります。ゴールもなさそう。おもしろそうなものがいっぱいで、あちこち周りをきょろきょろしながら、すべてを自分で担おうとせずに、集まってくる仲間にときには委ねて、学びの道を進んでいきたいと思います。


〈追記〉大事なことが抜けていましたが、これらの心身の健康法というものを追求するときに、わたしのなかで一番根底にあるのが「日本人であること」です。微生物もそう、骨格もそう、食べるものもそう、思考もそう。どこに生まれ育ったか、心身のアイデンティティーをきちんと持って考えることがこれから大事なのではないかと思います。インターナショナルであることは自分の民族性をよく知って、それで「世界」という場面に出ていくこと。「日本人である自分」をエンパワーメントさせるにはどんなものが必要かを真剣に考えること。どんな精神性を持ち、どんな身体を持っているか、どんなエネルギーに裏打ちされた存在なのか・・・とってもユニークです。










この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?