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倉敷&瀬戸内国際芸術祭(島巡り)豊島編②

岡山駅のコインロッカーに荷物を預け、7時40分の電車でいざ宇野港へ。

瀬戸芸へは3年前の春に家族で車で高松港、小豆島、直島へ。
夏には娘と飛行機で東京で塩田千春展を見てから高松へ飛び宿泊し、女木島、男木島へ行った。
瀬戸芸の島コンプリートまであと少し!

今年のGWは一日で豊島と犬島を回った。

前日の倉敷はこちらから

初公開(笑)
旅行記必殺手書きスケジュール

こういう風にメモに書き出し旅程を組む
島巡りは船の時間が肝!
行き当たりばったりでは難しい

そして最初の船、豊島行き高速船で事件が起こる。
8時40分発の高速船がなんと満席😱
5/4といえばGW中日で一番混む日。旅程が甘かった。
その溢れた人がまた何やら別の列を作らされている。聞くと、チャーター便を手配したので後50人は乗れるとのこと。

でも既にめちゃくちゃ並んでる💦
スタッフが何度も前から人数をカウンターでカウント。私たちの前後で止まり、もし乗れない場合は時刻表通り、次の11時台の船になると説明。

もう心臓止まりそう。
豊島美術館は予約制で、10時30分で予約済。GWで予約いっぱいで時間を動かせない。
何としてでも乗り込みたい!!

そして、船が来て前から順番に乗り込んで行く。私たちの前は一人の中年男性、その前は若いカップル。その前で席が、席が埋まってしまい、一旦ストップ。

わぁ、無理だったー😭っと思ったその時だった。
1,2,3,4,5、ここまで、上の席に乗れます、と言われた。

そう、私たちはギリギリセーフで何とか命拾いしたのだ。→大袈裟😅

その席は通常乗せない屋上席。ライフジャケットも着用する。

めっちゃオープンな2階席
宇野港。奥のカラフルな魚のアートは見に行く時間なかった💦
海がキラキラ✨

海なし県に住む私たちはもう海ってだけで大興奮!
豊島の家浦港で3人が降りたので、15分間は私たちの貸し切り♪
宇野港から唐櫃港までの40分、風がきつくてちょっと寒かったけど、めちゃくちゃ着込んで防寒してたのでほんと良かった!

■当日着てた服装
長袖T、半袖T、ウールカーディガン、コットンジャケット、首にはパシュミナストール

ということで、何とか無事豊島入り♪
まずは、徒歩でクリスチャン・ボルタンスキーの心臓のアーカイブを目指す。

何気ないものが絵になる

途中にバスケットボール🏀のゴールが沢山のアートあり。これ近所にほしい!

皆さん楽しそうに遊んでるが、私たちは時間なし
この道の奥にある目的地
何だろう、わくわくする道
心臓のアーカイブ

一人一人の心臓の音が流れる不思議な空間。自分の心臓の音も録音出来る。(有料)

現代アートに興味がないと
理解が難しいかもしれない

そうそう、今回から瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)は、一日フリーパスという券が出来た!宇野駅で購入した。一人1800円。通常の3会期利用可能なフリーパスは4500円。3年前に行った際は、春と夏2回行ったので十分元は取れたけど、一日しか行かないという場合は一日フリーパスが助かるわ。

娘の手。この海で何枚写真撮ってたか😅
証拠写真

唐櫃港まで戻り、豊島美術館へのバスへ乗り込む。豊島美術館は山側になるので、歩くと坂がしんどいのでバスがおすすめ。
両替出来ないと聞いていたので、100円玉いっぱい持参したが、なんとICカードが使えるようになっていた!

バス停から下にある豊島美術館へ向かう
みかんも絵になる
右奥に見える白いのが豊島美術館

この美術館への道が間違えやすく、何度も間違えて戻るはめに。
バス停から美術館へは、道路を降って行き、左奥に見える建物が受付けになる。
ショートカットしようと思って草っぱらの中の道を行っても辿り着けず、また坂道を登ることになり、本気でイライラしてしまった。

急がば回れ、この道路を降ろう
豊島美術館

まず、入口の建物で予約のQRコードを見せて受付をする。この先の順路の説明があった。荷物を預けるロッカーもあったがいっぱいだった。トイレはこの先ないとのこと。

そこから美術館へは整備された山道を歩き5分ほど。
この豊島美術館、靴を脱いで入る。
入口でもクールなお兄さんに中の注意事項など説明される。静かにしないといけないので、私みたいに騒がしいのは、しーっと言われる(笑)

一体何が展示されているのか全然わからない。
そう、ここは絵や作品のような形があるものはほとんどない美術館。
いわば、体験型美術館なのだ。

撮影禁止なのだが、中には床の小さな穴から時々水が出てきて、それが玉のようになりコロコロと床を転がっていくのだ。

真ん中の穴から日が射し込む

その周りに皆寝そべったり、座ったりしてのんびりしている。
非常にクールな空間だ。

例によって私たちは全く時間がなく10分も滞在せずだった。
感想は、一度行けば良いかな、というところ。また行きたいと思う程ではなかったけど、経験として行けて良かったと思う。

何事も経験は大事

予約は15分きざみだし、旅程を動かせないというストレスがある。でもこの場所でしか体験出来ない何かはある。その感じ方は人それぞれ。アートに普段から触れている人でないと、何じゃこれとなること必須。過度な期待はしない方が良い。

※瀬戸芸のパスポートでは入れず、1570円(15歳以下無料)WEB予約制なので予定が決まれば予約必須。

その後、徒歩で移動。
島キッチンを通り、次のアートへ。

島キッチンは前々から予約でいっぱいだったし、お昼ごはん食べに店に入る時間もないので、お昼は岡山駅のコンビニでおにぎりを買っていた。大正解!
島で風に吹かれながら外で食べるおにぎりは、びっくりするほど美味しかった。

その後、予定のバスに乗ろうとすると満員で乗れず。今回の旅二度目の大ピンチ!!

もうひとつ前のバス停に戻って待とうと思い、戻るとなんとそこへタクシーが!!

豊島に一台しないタクシーである。
でもお客様をおろしてからUターンし動かないので、チャーターされているんだろうなと思い、近くにいた瀬戸芸スタッフに聞いてみる。
多分そうかも、とのこと。
でも数分たち、一度聞いてみましょうか?と言ってくれた。
一緒に聞きに行くと、なんとチャーターされていないことが判明!!

もう時間的に絶望的だった針工場と豊島横尾館まで乗れることに!!
もういつ来れるかわからない。お金なんていくらでも払うから行ってくれーってな気持ちで、とりあえず、針工場で2~3分写真撮ってる間待っていてもらう。

針工場

その後、横尾館へ。
そこは入口で待っている人がいた。
タクシーも待つ場所もなく、次の予約があるとかでもう行ってもらう。
料金1700円程。結構な距離を乗ったので大満足。自転車を借りていてもお金いったしね。

フェリーの時間の関係で、見れる時間は5 分ぐらい、靴を脱いで入るエリアはパスした。

鑑賞用トイレ
この隣に同じだけど鑑賞用じゃないトイレあり。
すごい迫力
めちゃ横尾忠則っぽい

このあと、歩いて5~10分の家浦港に12時20分に着き、無事12時40分の犬島行きの高速船に乗ることが出来た!

旅は余裕がないとダメやなぁと豊島は大反省。でも犬島は最高に満喫出来たよ♪
長くなってしまったので、犬島は次回に。

※そうそう、豊島美術館が休館の日は、島のお店が全部休みになるので、絶対に休館日のチェックはお忘れなく!以前友人が大変な目にあっていた。



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