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死とは何か

「死」とは何か。死とは永い長い人生の一区切り。竹の節の如く。本来与えらえている百年足らずの生活修業を共にした肉体を離れ、幽体となる。「幽体」とは、形のないもの、目に見えないもの、捉え様のないもの、幻であり、朧気で変化するもの。命がある間、様々な想念(己の思い)が、肉体の内外に宿り、肉体、細胞のあちこちに散乱している。人間が死を迎えた時、これらの生前の思いが一つの固まりとなって整ってくると霊体となる。そして、昇天していく。しかし、万人、立派に昇天出来るような心が有り、どのような生き様であったかが肝要となる。例えば、人を憎んだり、恨んだり、羨んだり、生前の約束を果たすことなく、欲に満ち満ちたまま死を迎えた、あるいは自ら死に臨んだ場合、心(霊魂)即ち幽体が重くて暗くて天に昇ることが出来ずに、彷徨い続けることになる。つまりは、人生浮かばれないのである。人の生き様が有るように、人間が望もうが望むまいが死に様も厳として実在する。従って、人間は、よくよく生きている間に、己の死に様を正しておく必要があるということである。言うなれば、己の死後に至るまでを見通して、安心の確立が出来るかどうか。このことを生きている間に悟れるか。人間の「死」とは、そういうものである。


そのことを肝に銘じ、生き様、死に様を熟考します。


有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者