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持ち越された、中断された、最後までやりきれなかった“因縁”

「人間」は、前世までに自ら拵えた(その際、持ち越された、中断された、最後までやりきれなかった)“因縁”を、現世に引き継いで生まれてきているという真実がある。この中身は、好もうが好まざろうが、胎内に宿る際、産道を通る際に忘れてしまう仕組みになっている(稀に覚えていることもある)。人間は、この“因縁”が残っているために、その解消、清算のためにこの世に自ら願い出て生まれてきている。深い苦しみや悩み、痛みは、この“因縁”によるかもしれないし、現世で更に積み重ねたものやも知れぬが、いずれも現世(生きている時)でしか、この“因縁”は解消出来ない。であるならば、やっとの思いで願い出て生まれ得た現世での機会を、思う存分に生かすことが適切であることが理解できるはず。にも拘わらず、その苦しみや悩み、痛みに耐え切れずに、今世を自ら終えてしまう程、残念で勿体無いことは無い。更に云えば、今世では、“因縁”の解消に留まらず、望めば「自己の変革」、「意識の向上」、「人間としての更なる成長」の機会にすることも出来る。この人生で、自分を磨き上げることが出来たなら、“死後も楽し”の心境に昇華出来る。従って、人間は、永い人生の旅の途中にあること、現世の前と後があること、そのことが自覚できれば、今の生き方がまったく違うものに変われるはずである。そのことを肝に銘じ、現世の生まれ出た目的を思い出し、更に勤しみ、「人」に仕上がれるよう日々を精進致します。有難う御座います。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者