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大阪ゼロロクブルズ

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【 #球春到来 】大阪ゼロロクブルズ

【 #球春到来 】大阪ゼロロクブルズ

練習前の厳しい一言2月7日、大阪ゼロロクブルズの本拠地花園セントラルスタジアムにて練習が行われた。
この日から11日までの間、実戦練習を行うため、本拠地花園セントラルスタジアムでの練習を組んだ。「新人・既存の振り分け」と谷口功一代表が位置付けていた。

しかし、この日、練習前に集められた選手たちに対して厳しい言葉がかけられた。コンディション不良の状態の選手が複数いたためだ。

「オフの間に体を作っ

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【06BULLS】遊馬ジェシーの5年間。打席数以上の力

【06BULLS】遊馬ジェシーの5年間。打席数以上の力

信頼と信念「ジェシーさん」と選手からもファンからも親しまれている。
人当たりのいい笑顔。コーチャーズボックスに立てば大きな声でチームを盛り立ていた。

2018年に兵庫ブルーサンダーズに入団。今季が5年目。兵庫に入団した当初から、裏方やコーチとしての役割も兼任していた。

06BULLS移籍後はマネージャーとして活動していたこともあり、「桜井(広大)監督から『代打マネージャー』とコールされて通った

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【06BULLS】引木拓己~好調の理由とトレーニング法~

【06BULLS】引木拓己~好調の理由とトレーニング法~

覚醒の理由オープン戦こそ打率1割だったが、開幕後、突然火が付いたように打ち始めた。5月から約1か月の間に3本のホームランを叩きこんだ。

その勢いのまま、6月に行われた福岡ソフトバンクホークスとの交流戦では2安打。

桜井広大監督も「いいでしょ、変わってきたでしょ」と手放しに誉める。それが引木拓己だ。

秘訣は「ボールを見ない」好調の秘訣を尋ねてみた。すると野球のセオリーとは全く別の言葉が出てきた

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【06ブルズ】井阪功大~自分を見直し続けていく~

【06ブルズ】井阪功大~自分を見直し続けていく~

月間防御率0.694月、開幕2戦目のマウンドにあがった。6回途中まで1失点で今季の06ブルズの初勝利をもたらした。
その後も安定したピッチングを見せ、4月は13イニングを投げてわずか1失点。

昨年も途中離脱はあったものの、先発ローテーションの一角として防御率2.93とまずまずの数字を残していた。
しかしすでにここまでキャリアハイの3勝を挙げ、投球回数のペースは去年を上回っている。5月12日の巨人

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【06ブルズ】失敗も成長の糧に~堅木康生~

【06ブルズ】失敗も成長の糧に~堅木康生~

ホームラン王結果を出した。オープン戦、リーグトップの2本のホームランを放った。捕手としても申し分なしの動きを見せた。そのまま開幕スタメンの座を射止めた。3年目の堅木康生だ。

その堅木を9番に据えておけるほどブルズ打線は厚い。開幕戦の直前、球場でアップをしているホームランキングに話を聞いた。

「オフの間の体作りがうまくいったと思います」
自分の思い通りに体を動かす、というトレーニングを取り入れ、

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【2022】06ブルズガイド

【2022】06ブルズガイド

2021年の06ブルズ振り返り桜井広大新監督体制になった2021年。
2019年シーズン以来のチーム復帰となった孫入優希選手が本塁打王になり、田中時織選手がドラフト候補にあがる活躍も見せたが、故障による離脱がシーズン中誰かしら続いた。
一方投手陣は中村雅友選手らがローテーションを守りチーム防御率はリーグ1位を記録。
終盤、首位まで手の届くところまで追い上げたが、あと一歩及ばず2018年以来の最下位

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【 #球春到来 】06ブルズ全体練習~コミュニケーション~

【 #球春到来 】06ブルズ全体練習~コミュニケーション~

テーマはコミュニケーション2月10日。この日、06ブルズの練習は龍間ぐりーんふぃーるどで行われた。

この日は投内連携やシートノックが予定されていた。練習前に桜井広大監督が選手を集めてポイントを説明した。

「しっかり声を出して連携を取っていこう。言葉でしっかり伝えていこう」

昨年リーグワーストの89失策を喫した守備の立て直しは急務。
藤井秀悟投手コーチも「野手がしっかり投内連携を盛り上げて、投

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【優勝へのラストピース】06ブルズ奥田一弘・和歌山ファイティングバーズ・中林達哉

【優勝へのラストピース】06ブルズ奥田一弘・和歌山ファイティングバーズ・中林達哉

春先の怪我からついに復活「戻ってきたら知らない選手がたくさん増えてました。」

冗談交じりに語るのは奥田一弘外野手。昨年までブルズの不動の中堅手であり、リーグ屈指の5ツールプレイヤーだった。

(9月18日イベント用ユニフォームを着用した奥田)

しかし開幕後に痛めていたアキレス腱を手術。長期離脱が確定した。

「長い夏休みでしたね……」と離脱期間を振り返った。

9月に入って打撃練習を再開した。

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【ドラフト直前特集】ドラフト候補を見逃すな!

【ドラフト直前特集】ドラフト候補を見逃すな!

10月11日のドラフト会議まであともう少し。

さわかみ関西独立リーグの注目選手を2名ご紹介いたします!

神戸三田ブレイバーズ 柏木寿志(かしわぎかずゆき)

2001年12月5日生 174cm74kg 内野手 右投右打
長崎県出身
九州文化学園高-神戸三田ブレイバーズ(2020~)

状況に応じての右方向への流し打ちや、豪快に引っ張り長打を放つことのできる打撃に加え、塁が空いていれば積極果敢に

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【06ブルズ】田中時織が感じた「見られていること」と「指2本分の差」

【06ブルズ】田中時織が感じた「見られていること」と「指2本分の差」

選抜チームで感じたこと9月12日、田中時織はリーグ選抜チームの一員としてオリックス・バファローズとの試合に臨んでいた。

先頭打者として入った1打席目はセンターフライ。相手投手のボールの勢いに圧された。

「1打席目勢いに負けて打ち損じてしまって……同じことをしちゃだめだと思って次の打席に立ちました」

長さにして指二本分。ほんの少しだけバットを短くして持った。振りぬいた打球は打ち負けることなくレ

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【発言力と実行力】川崎皇翔の有言実行【06ブルズ】

【発言力と実行力】川崎皇翔の有言実行【06ブルズ】

「ね、言ったとおりになって来てるでしょう?」今までいろんな選手と話をした。「こうしたい」「こうなったらいいな」という言葉を色々聞いてきたが、それに伴う「結果」を出した選手は一握りだ。

だから最初にこう聞いた時には驚いたものだ。「今からチームの項目で全部一番になりたいです」
それが5月末に川崎皇翔が話した「今からの目標」だった。

それから約3か月、花園セントラルスタジアムにはトンボが飛び始めた。

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ブルズの「打たれない投手」と堺にやってきた新たな元NPB選手

ブルズの「打たれない投手」と堺にやってきた新たな元NPB選手

06ブルズ緊急事態宣言が解除2021年6月22日、緊急事態宣言が明け、ついに花園セントラルスタジアムで有観客試合が開催された。

矢白木崇行オーナーが「この状況で来ていただいた方は本当にありがたい」と一言。また、遊馬ジェシー選手も「練習も外でできるのは気分がいい。ブルズのファンは𠮟咤も激励もすごいので、お客さんの前で野球ができてうれしい」と話した。

試合も神戸三田ブレイバーズに逆転勝利。その立

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【#球春到来】06BULLS 新しい監督・変化したエースとチーム

【#球春到来】06BULLS 新しい監督・変化したエースとチーム

大阪府大東市、龍間ぐりーんふぃーるど。ほぼ奈良県との県境にある野球場だ。この野球場は07年に当時大阪桐蔭高校3年生だった中田翔が、当時の高校野球記録となる87号ホームランをかっ飛ばした球場でもある。

(中田翔記念碑)

そんな球場で練習をしている06BULLSを訪ねた。今年からチームを指揮するのは桜井広大。チーム在籍3年目。監督として迎える初のシーズンだ。

コーチから監督へ「そりゃあもう全然違

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