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彼らが鳴くのは僕のためでもなく
僕は彼らのためには泣かない
僕の眠りを妨げるつもりが無いのは知っている
彼らは彼らの理由で鳴くのだから
いつ寝ているのだろうかと
尋ねてみるべきかと思うが、
それを知ったところで
彼らは眠る場所へ帰るだけ
僕も同じように眠ると思うが
僕が還るかどうかは分からない
『それでも構わない』(詩)
僕は迷うだろう
君との約束を守るべきか
君は不安だろう
僕の大切なものは一体何だったのか
僕はそれでも 命を賭して
息が続かなくなっても
足を動かして坂道を走り
風が強く前が見えなくとも
正面から受け止めて歩き
腐臭が漂うあの池の中でも
鼻息荒く進み
刃物が僕の皮膚を切り裂いても
痛いとは言わない
誰かに罵声を浴びせられようが
止まらない
そのときが来て 僕は前に進めるか
僕が守る 全てを