金澤幸緒

約30年に渡り約15社の会社を設立・運営し、多くの不動産投資を経験。 2012年にタイタンキャピタル株式会社を設立。現在はグループCEOを務めています。 設立後は主に銀座・青山・表参道といった日本の超一等地を中心に不動産投資を行っております。

金澤幸緒

約30年に渡り約15社の会社を設立・運営し、多くの不動産投資を経験。 2012年にタイタンキャピタル株式会社を設立。現在はグループCEOを務めています。 設立後は主に銀座・青山・表参道といった日本の超一等地を中心に不動産投資を行っております。

    最近の記事

    不動産投資のお話 -インパクト投資とは

    金澤幸雄です。 近年、不動産投資の世界でも「インパクト投資」という言葉を耳にするようになってきました。 インパクト投資とは、金銭のリターン(投資回収金額と投資金額の差、いわゆる経済的な利益のこと。財務的リターンとも言い換えられます)を得ることと同時に、社会的・環境的な多くの課題に対してポジティブあるいはネガティブな影響や変化(=インパクト)をもたらすことを目的とする投資行動のことを言います。 「インパクト」と聞くと、何かセンセーショナルな出来事や衝撃的な事柄などを想像して

      • 不動産投資のお話 -アービトラージ(arbitrage)

        タイタンキャピタルの金澤幸雄です。 主に株や証券取引の場で使われる「アービトラージ(arbitrage)」という言葉は、金融・証券用語のひとつで、「裁定取引」「理論的価格差」などの意味があり、「サヤ取り」「スプレッド取引」とも言います。 裁定取引とは、まず、同じ価値を持つ商品に生まれる一時的な価格差(歪み)を利用して、高値になる方を売り、安値になる方を買います。その後、両者の価格差が縮まったときに、それぞれの反対売買を行うことで利ざやを稼ぐという取引の手法です。 保険会社や

        • 不動産投資のお話 -イールドギャップ

          金澤幸雄です。 不動産投資を勉強していると「イールドギャップ」という言葉を目にする機会が増えてくると思います。 イールドギャップ(Yield gap)とは、投資の利回りと長期金利との差のことを指し、本来は不動産投資に限らず投資一般に使われる用語です。ここでは、投資の中でも不動産投資におけるイールドギャップについて、お話ししたいと思います。 不動産投資の重要な投資判断指標となるイールドギャップとは、「投資物件の利回り」と「金融機関からのローン金利」との差のことです。 不動

          • 不動産投資のお話 -リバースモーゲージ

            金澤幸雄です。 リタイア後の生活について考えるとき、やはり気がかりなのはお金のことでしょう。老後の資産運用に関する記事や書籍、セミナーなどで「リバースモーゲージ」という単語を目にする機会も多いと思います。 リバースモーゲージ型住宅ローンとは、主に高齢者向けの資金繰りの仕組みのひとつです。 リバース(逆)モーゲージ(抵当権)という名前のとおり、一括で借入れた分の残高を最後にまとめて返済するという仕組みで、住宅ローンとは真逆とも言えますね。 自宅などの手持ちの不動産を担保に

            会社のお話「今までとこれから、そしてその先へ、ずっと」

            タイタンキャピタルの金澤幸緒です。 今から約5年前のことです。 その頃、タイタンキャピタルは大きな岐路に立っていました。 重要なポジションのひとつを担ってくれていたメンバーが退職することになり、会社の方向性や今後の経営戦略などについて思案していたところだったのです。 そんな時、世界最大級のアメリカ系投資銀行に勤める知人から、部下である二羽啓史郎を紹介されました。 実は、二羽は当時転職活動を行っており、タイタンキャピタルとは別の会社に就職が内定していました。 にもかかわらず

            不動産投資のお話 -クラウドファンディング

            タイタンキャピタルの金澤幸緒です。 不動産を所有し、そこから発生する家賃収入などの収益を得たり(Income Gain)、所有する不動産を売却して利益を得たり(Capital Gain)して運用する不動産投資は、プロの投資家はもちろん、会社経営者や会社員、そして、これから投資を始めてみようとしているビギナーにも人気の高い投資方法です。 しかしながら、不動産の購入には、多額の資金が必要です。そういった資金問題から、なかなか不動産投資に踏み出せずにいる投資家も少なくありません

            不動産投資のお話 -人口減少

            タイタンキャピタルの金澤幸雄です。 実は、政治は不動産の需要と大きく関係しています。 日本の総人口は2008年にピークを迎えましたが、その後現在に至るまで減少傾向にあります。 国立社会保障・人口問題研究所の推計によると、2010年には約1億2800万人だった日本の人口は、2030年には1億1600万人あまりに減少するのではないかと予想されています。 しかもこの人口減少は、日本のどの地域でも等しく起こるわけではありません。 都市部には依然として人口が集中する一方で、地方の

            不動産投資のお話 -「晴海フラッグ」

            タイタンキャピタルの金澤幸雄です。 先日、東京オリンピックの選手村をリニューアルした大規模マンション「晴海フラッグ」の一部の分譲抽選会が行われました。 晴海フラッグとは、東京都と民間企業が開発したプロジェクトです。東京オリンピックの選手村として使用したのち分譲マンションとして転用する目的で、東京ドーム3.7個分の広大な敷地に建設されました。開発には三井不動産、三菱地所、野村不動産など、国内総合デベロッパー10社が名を連ねています。 ちなみに、オリンピックの選手村跡地を大

            不動産投資のお話 -「生産緑地の2022年問題」

            金澤幸雄です。 最近、「生産緑地の2022年問題」が話題になっていますね。 不動産投資に興味がある方はすでにご存じとは思いますが、かねてからのコロナ禍とこの2022年問題によって、さらなる都市部の不動産価格の下落、賃貸だと物件の空室増加などが業界内で懸念されています。 生産緑地とは、一定の条件のもとで税負担の軽減などが受けられる、都市部の農地や山林のことです。 この生産緑地制度は、今から29年前の1992年に、都市部に農地を残す目的で、三大都市圏(首都圏・中京圏・近畿圏)

            不動産投資のお話 -不動産事業で収益をあげている企業

            大手不動産会社といえば三井不動産、三菱地所、住友不動産などが挙げられますが、本業は全く違う業種でありながら、不動産事業で収益をあげている企業は不動産会社以外にもたくさんあります。 そういった企業は、もし、何らかの理由で本業が振るわない時にも不動産事業の収益でカバーできるという強みを持っています。 特に飲食業、エンターテインメント業、観光業、宿泊業などはほかの業種と比較して景気や顧客のニーズに左右されやすく、その上、2020年あたりから新型コロナウイルス感染拡大の影響をダイレ

            名言のお話 -02

            『つねに成長している人間は、いつもなにかしらの困難に直面している。それは不運だからではなく、その人がいつも新しい事に挑戦しているからだ。』 ――大越俊夫 世界の偉人や著名人たちの名言、格言の中には、経営者の自分にとって重要な「気づき」を得られるものが多くあり、折に触れて彼らの言葉を読み返し、生きていく上でのヒントをもらっています。 今回ご紹介するのは、教育者、大越俊夫さんの言葉です。 1948年に広島県尾道市に生まれた大越さんは、大学院生時代に帝塚山短期大学の専任講師やブ

            不動産投資のお話 -不動産業界の、「2020年問題」

            金澤幸雄です。 電通やエイベックスなどの大手企業が、コロナ禍で売上が減少したために保有していた本社ビルなどの不動産を売却するケースが増えています。 しかしその一方で、売り上げがさほど下がっていない企業も、価格が下落する前に不動産を売るケースがあります。不動産業界の、いわゆる「2020年問題」です。 2020年問題とは、東京五輪・パラリンピックの開催後、増えすぎたホテルやオフィスビル、マンションの需要が落ち込み供給過多となり、空き物件が増え、地価下落を招くというものです。

            ワインのお話-ロマネ・コンティ(仏: Romanée-conti)

            金澤幸雄です。 ワインが大好きな理由のひとつに「歴史を感じられる」ことが挙げられます。 ワインそれぞれにその時代における特徴があり、作られた時代のエピソードや時代背景に思いを馳せながら友人と楽しむ時間はまさに至福です。 普段は手に入りやすいものを中心に様々なワインを飲んでいますが、特別な日には特別なワインを開けることもあります。 そんな中でもっとも忘れがたいのは、やはりロマネ・コンティでしょうか。 ワインに興味がない方でも、その名前は聞いたことがあると思います。 ブルゴ

            名言のお話

            『人生で起こってくるあらゆる出来事は、自らの心が引き寄せたものです。 心に何を描くのか。どんな思いをもち、どんな姿勢で生きるのか。それこそが、人生を決めるもっとも大切なファクターとなる。』 ――稲盛和夫 今回ご紹介するのは、経営者、稲盛和夫さんの言葉です。 日本を代表する経営者である稲盛さんは、京セラや第二電電(現KDDI)などを創業し、日本航空(JAL)を再建へと導きました。科学、技術、思想、芸術分野に貢献した方々に贈られる国際賞「京都賞」を創設した稲盛財団を私財で立ち

            不動産投資のお話

            金澤幸緒です。 2020年初めから、私たちの生活は新型コロナウイルスの世界的な流行により、大きく様変わりしました。密を避ける、マスクを着用する、手洗いを徹底する、こまめな換気などの「新しい生活様式」が人々の間に浸透しました。 コロナ禍真っ只中の今、収入が減ったり会社の業績が悪化したりした方はもちろんですが、 そうでない方も、先行きの見えない将来に不安を感じていらっしゃることと思います。 緊急事態宣言の発令に伴う外出自粛の影響もあり、テレワークという働き方が広く認知され「